原文入力:2012/04/29 20:33(1044字)
←去る26日インドネシア、ジャカルタのある精肉店主人が店内に肉をつるしてお客さんを待っている。 インドネシアは去る24日、米国で4回目の狂牛病牛が発見されたという便りが伝えられた直後、米国産牛肉輸入を中断した。 ジャカルタ/APニューシス
‘米狂牛病’検疫主権失踪
インドネシアに続きタイが米国産牛肉に対する一時輸入中断措置を取った。
28日(現地時間)米国通商専門紙<インサイド USトレード>とタイの<バンコク ポスト>等によれば、タイ政府は最近カリフォルニアで確認された狂牛病と関連して追加情報を受け取るまで輸入を中断するという意を伝えたことが分かった。 去る26日、米国産牛肉の輸入を暫定中断することにしたインドネシアは30ヶ月以上の米国産牛肉も輸入しており、相対的に狂牛病により脆弱な反面、タイは30ヶ月以下の骨なし米国産牛肉だけを輸入しており交易条件が我が国と似ている。
トゥリッサディ チャオスオンツオン家畜開発部総監督は27日 「タイ当局が(米国産牛肉の)安全性を確認できる時まで米国産牛肉輸入を一時中断することにした」として「今回の輸入中断措置は動物伝染病関連法令に従ったもの」と明らかにした。 チャオスオンツオン総監督は「タイ当局は狂牛病を予防できる法令を持っており、狂牛病に対して絶対的に安全だ」と話した。 彼はまた「私たちは国外で狂牛病が発生する場合、外国産牛肉の品質と出処を徹底的に検疫している」として「タイは狂牛病が発生した国からは牛肉と羊肉の輸入を直ちに中断する」と強調した。 これに対して米国肉類輸出協会は「タイは昨年、米国産牛肉輸入規模が金額で120万ドルに留まる65位の輸入市場なので米業界に及ぼす影響は制限的」と説明した。
米国農務部は狂牛病予防のために家畜の履歴追跡を強化する方案を用意して施行に入ることにし、このような方案をホワイトハウスに提出した。 この法案は病気にかかった家畜が発見された場合、飼育農家を迅速に捜し出しこの病気が他の家畜に伝染したか否かを確認できるよう家畜個体別に識別タグを付けて登録することが主な内容だ。
ワシントン/クォン・テホ特派員 ho@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/america/530390.html 訳J.S