原文入力:2012/02/21 21:20(1107字)
←日本の三菱重工業職員が名古屋飛島工場で来る5月に我が国のアリラン3号衛星を軌道に打ち上げる予定のH2Aロケット21号機を発射場に送る前の最終点検をしている。
ロケット一基に衛星4基搭載 "それでこそ採算がとれます"
三菱 飛島工場 "アリラン3号は一番上に"
日本、名古屋駅から車で40余分の距離にある三菱飛島工場は見かけはごく平凡な工場のように見える。しかし幅30m、長さ100mの第2工場は誰もがむやみに入ることもできず、写真を撮ることもできない。 日本の主力ロケットH2Aと、宇宙ステーションに貨物を載せて送れるH2Bロケットの最終組み立てがまさにこちらで行われる。
三菱重工業が来る5月、我が国のアリラン3号衛星を軌道に打ち上げるH2Aロケット21号と次世代ロケットH2Bを20日韓国言論取材陣に初めて公開した。 三菱重工業はこの日から二日間、出荷前審査会を開き、鹿児島県、種子島ロケット発射場に送るロケットの状況を最終点検した。
"韓国の衛星(1t)が一番上に載せられて、その下に日本の観測衛星1基と小型衛星2基が載せられます。"
浅田正一郎 宇宙事業部長は「日本が今回ロケット開発以後初めて外国の衛星を打ち上げる」と話した。1970年代からロケット開発を進めてきた日本は初期には米国の支援を受け技術力を急速に蓄積した。 その結果、今は難しいことで有名な水素液体ロケットを打ち上げていて、ロケット ドッキング技術も持っている。 2000年以後の主力ロケットであるH2Aは2段ロケットで、今まで20回発射を試み19回の成功を収めた。 1975年、N-1ロケットの時から計算しても日本のロケット発射成功率は94.3%に達する。 国際政治専門家である漢陽(ハンヤン)大キム・ギョンミン教授は「韓国はまだ固体燃料ロケット技術も充分でない」と話した。 韓国は2021年に独自のロケット発射能力確保を目標にしている。
浅田部長は「ロケット開発を望む他国と金銭と技術面で手を握ってこそ韓国も開発を操り上げることができる」とし「韓国の衛星だけを打ち上げるのでは採算を合わせにくいので、他国の衛星を商業的に打ち上げると考えて、マーケティングを上手にすることも重要だ」と語った。
名古屋/文・写真チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/520149.html 訳J.S