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‘脱原発’から後退する日本の民主党

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/519446.html

原文入力:2012/02/16 19:59(809字)

野田内閣スタート後、気流変わる
原発再稼働を催促

 野田佳彦総理が率いる日本民主党政府が安全点検のために停止していた原発の再運転を始めるために速度を上げている。 菅直人前総理が積極的に牽引してきた‘脱原発’から民主党が次第に後退する姿だ。 民主党は15日、党エネルギープロジェクトチーム会議を開き、定期点検で停止している原発の再稼働を容認する側での政策調整に着手したと<朝日新聞>が16日報道した。プロジェクトチームは「原発の厳格な耐性検査(ストレス テスト)と原発がある地方自治体の同意を得て原発を再稼働させなければならない」として「そうでなければ今夏、電力不足事態に陥る可能性がある」という内容の報告書を3月に採択することにした。

 <朝日新聞>は昨年9月に野田内閣がスタートした後、民主党のエネルギー政策の雰囲気が変わったと伝えた。 特に原発設備製造業者である日立製作所出身の大畠章宏 前経済産業相にエネルギープロジェクトチーム長を任せたことは原発再稼働のための布石と解釈される。 大畠チーム長は15日、経団連などの原発再運転要請に対して「今は国民の協力と電力会社の奮起のおかげで持ちこたえているが、今夏には(電力事情が)どうなるか分からない」として、同調した。 党の政策を総括する前原誠司 政策調整会長も原子力発電所再運転に積極的だ。 彼は菅前総理の‘脱原発’主張に対して「急激な脱原発はポピュリズム」と批判することもした。 54基に及ぶ日本の原発は定期点検に続く耐性検査を受けるために相次ぎ停止し現在は3基だけが運転中だ。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr

原文: 訳J.S