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‘餅代検事 暴露’ノ・フェチャン控訴審 勝訴

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/509517.html

原文入力:2011/12/09 21:00(910字)
キム・ジョンピル記者


実名公開された2人が損害賠償訴訟…高裁、1審 くつがえし "公益性認定"


  ノ・フェチャン前議員がいわゆる‘エックスファイル’に登場する‘三星餅代検事’の実名を公開した行為と関連して検察幹部出身の二人の弁護士に告訴された事件の控訴審で裁判所がノ前議員の手をあげた。

  ソウル高裁民事合議13部(裁判長 ムン・ヨンソン)は9日アン・ガンミン、キム・ジンファン弁護士がノ前議員を相手に出した損害賠償請求訴訟控訴審で原審を破棄し原告敗訴判決を下した。 裁判所は「二人の弁護士が三星から餅代を受け取ったという趣旨の放送内容が虚偽であることが立証されたとは見難い」と明らかにした。 裁判所は続けて「放送内容は清廉で公正に業務を遂行しなければならない検事が大企業の三星から正当でない金品を授受するなどの事情があって、その職務遂行の清廉性と公正性に疑問があるということ」とし「これは公共の利益のためのものと見ることができ公益性が認められる」と判断した。


  ノ前議員は2006年国会法制司法委員会全体会議に先立ち配布した‘安全企画部エックスファイル’関連報道資料を通じて旧国家安全企画部不法盗聴テープで三星グループの餅代を受け取ったと言及された前・現職検事7人の実名を公開した。この名簿には1997年各々ソウル地検地検長と2次長を務めていたアン・ガンミン、キム・ジンファン弁護士が含まれていた。


  二人の弁護士は「‘エックスファイル’という盗聴物には実名が出てこなかったが、ノ議員が時期を漠然と推測し恣意的に名前を挟み入れるなど何らの確認・検証の手続きなしに実名を公表し名誉を傷つけた」として、ノ前議員を相手に1億ウォンの損害賠償請求訴訟を起こし、1審裁判所はキム弁護士に3000万ウォン、アン弁護士に2000万ウォンを賠償せよと判決した経緯がある。 キム・ジョンピル記者


原文: 訳J.S