原文入力:2011/12/07 22:10(1685字)
キム・キソン記者、パク・ヒョンジョン記者
"韓進重に続き奇跡を作ろう"
平沢(ピョンテク)工場 正門そばに6棟
警察 "不法積置物" 撤去方針
労組-会社側 対峙 緊張昂揚
←双龍車‘死の行列’止まって下さい=舞踊家 イ・サムホン氏が7日午前、ソウル駅前で開かれた双龍自動車犠牲者合同慰霊祭で鎮魂の舞いを踊っている。2009年に断行された双龍自動車整理解雇の余波でその年の4月から最近までに計19人の双龍車労働者と家族がストレス性疾患と自殺により亡くなった。キム・オク民主労総金属労組組織室長は「12月中に集中文化祭を開き苦痛を受けている双龍車労働者たちの闘争を知らせ連帯を拡げる予定」と明らかにした。 パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr
京畿道(キョンギド)平沢市(ピョンテクシ)の双龍自動車工場前に7日‘希望のテント’が張られた。希望のテントは釜山韓進重工業事態解決を引き出した‘希望のバス’のような社会的連帯を引き出すために全国金属労働組合労働者らを主軸に設置した。しかし工場周辺道路を管轄する平沢市と警察はこれを不法路上積置物と見なし撤去する方針であり衝突が憂慮される。
金属労組33事業場組合員300人余りはこの日午前、ソウル駅広場で双龍車整理解雇以後に自ら命を絶ったりストレス性疾患で亡くなった労働者と家族19人を追慕する合同慰霊祭を行った。慰霊祭にはチョン・ドンヨン民主党議員、カン・キガプ統合進歩党院内代表、ホン・セファ進歩新党代表、ペク・キワン統一問題研究所長など200人余りが参加し犠牲者たちの御霊を慰労した。
労働者は続けてこの日午後2時頃、双龍車、平沢工場正門前で‘希望のテントおよび解雇者復職決議大会’を開き、正門から2~3m離れたところにテント6棟を4m間隔で張った。決議大会に参加したイ・ジョンヒ統合進歩党共同代表は「解雇は殺人」とし「必ず勝利するように共に闘う」と話した。また、キム・ジョンウ金属労組双龍車支部長は「これ以上、罪のない生命の死を防ぐためにも多くの方々の関心と参加をお願いする」と訴えた。
←金属労組双龍車支部組合員が7日午後、京畿道、平沢、松炭洞(ソンタンドン)の双龍自動車工場正門前に解雇者復職約束の履行を要求する‘希望のテント’を設置した後、シュプレヒコールを行なっている。 平沢/キム・ジョンヒョ記者 hyopd@hani.co.kr
これに対して双龍車は「適法で正当に終えられた構造調整問題を労働界と政界などが社会的イシュー化していることに憂慮を禁じえない」として「経営正常化に支障を招くことになるので希望のテント村設置は即刻中断しなければならない」と明らかにした。
希望のテントが設置されるや双龍車側から非常待機していた職員800人余りと金属労組所属労働者が一時対立したが、警察が9ヶ中隊950人余りを配置し両者の直接衝突はなかった。
警察と平沢市は希望のテント設置を道路法違反と規定し、強制撤去する方針であり労働者らと衝突する可能性がある。平沢市が公務員60人余りを動員し撤去することにしたうえに、8日には双龍車会社側労働者が正門前での集会申告を出した状態であり希望テントを巡り摩擦が避けられない展望だ。
双龍車は2009年に労働者2646人を整理解雇した。労働者は77日間にわたり工場を占拠し籠城を行い、警察による強制鎮圧直後の2009年8月6日に会社側と△非正規職復職および無給休職後の復職△懲戒撤回および元職復職などに合意した。だが、拘束96人に損害賠償仮差押さえがその後になされ、未だに労使合意事項は履行されていない。
平沢/キム・キソン記者、パク・ヒョンジョン記者 saram@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/509020.html 訳J.S