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【速報】ユ・スンミン、ウォン・ヒリョン、ナム・ギョンピル 同伴辞退…ホン・ジュンピョ体制‘崩壊’

原文入力:2011/12/07 09:18(1586字)


‘DDoS事態’で総体的危機 現体制では困難


"ハンナラに対する国民の絶望・怒り…みじめだ"


←ハンナラ党ユ・スンミン最高委員


  ハンナラ党ユ・スンミン、ナム・ギョンピル、ウォン・ヒリョン最高委員が7日、同伴辞退することを決めた。
ハンナラ党選出職最高委員5人の内3人が同伴辞退することにより去る7・4全党大会を通じてスタートした‘ホン・ジュンピョ体制’は事実上崩壊手順に入った。党内最大の大統領候補である朴槿恵前代表は党の前面に復帰するものと予想される。

  親パク(親朴槿恵)系ユ・スンミン最高委員はこの日午前、汝矣島(ヨイド)の党事務所で緊急記者会見を行い、最高委員職の辞退を表明した。


  ユ最高委員は「指導部のひとりとして存亡の危機に処した党を救うことが出来ない責任を負い退く」とし「ハンナラ党に対する国民の皆様の絶望と怒りの前にみじめな気持ちで私たちの過ちを謝罪する」と明らかにした。


  ナム・ギョンピル最高委員もやはり最高重鎮連席会議で指導部同伴辞退の意思を明らかにする予定であり、ウォン・ヒリョン最高委員もこれら2人と志を同じくしており辞退するものと知られた。


  これら最高委員3人の同伴辞退はチェ・グシク議員随行秘書の中央選管委ホームページ ハッキング事件など民主主義を根本から揺るがす大型悪材料が相次いでいるにも関わらず、党指導部が責任を負う姿を示さなければ現在の危機を克服できないという危機感の発露と見える。


  ハンナラ党の一部では「このままでは来年の総選挙は必敗」という危機感が大きくなり首都圏の若手議員らを中心に再党創立論、先導脱党論など内紛が拡大している状況だ。


  ホン・ジュンピョ代表は最高委員3人の同伴辞退に対し「本人たちの判断」とし「辞退した後に会おう」として言葉を慎んだ。


  ハンナラ党は‘ホン・ジュンピョ体制’以後、非常対策委員会を構成するか、全党大会を行うかを巡り深刻な内紛に陥るものと見られる。
現在、党の一部ではパク前代表と外部人士が参加する非常対策委の構成を主張しているが、他の一部ではどうせなら全党大会を通じて新体制を選ぼうという立場を持っている。


  党権派の一部では全党大会担当機構である全国委員会を通じて最高委員3人を追加選出し新指導部を構成した後にホン代表がパク前代表に全権を譲り退く方案も議論されていることが分かった。


  しかし、ホン代表即刻辞退の圧迫が激しいものと見られ‘ホン・ジュンピョ体制’崩壊は時間の問題という観測が出ている。


デジタルニュース部 digital@hani.co.kr


■ユ・スンミン ハンナラ党最高委員記者会見全文


国民の皆様、党員同志の皆さん


  今日私は最高委員職を辞退します。指導部のひとりとして存亡の危機に処した党を救うことが出来ない責任を負って退きます。ハンナラ党に対する国民の皆様の絶望と怒りの前にみじめな気持ちで私たちの過ちを謝罪します。


  去る全党大会で私は苦痛を受けている国民の側に立ち、勇敢な改革で離れた民心を取り戻すという約束を差し上げました。 私の勇気と真正性が足りずその約束を守れなかったことを痛感し反省します。


  ハンナラ党は生まれ変わって、この国と国民を守らなければなりません。私は平党員に戻って離れた民心を取り戻すために微力をつくします。私どもハンナラ党に最後の機会を許諾するよう国民の皆様に丁重にお願い申し上げます。


2011年12月7日 ユ・スンミン


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/508964.html 訳J.S