原文入力:2011/12/02 08:42(1114字)
パク・ウォンスン42億、ナ・ギョンウォン35億
イム・インテク記者
パク、ファンド・後援通じて資金準備
ナ、国会議員選挙区支援に多くを支出
←10・26ソウル市長選挙費用
10・26ソウル市長補欠選挙でパク・ウォンスン当時全野党陣営候補は42億5063万ウォン、ナ・ギョンウォン ハンナラ党候補は35億4366万ウォンの選挙資金を使ったことが分かった。 1日、ソウル市選挙管理委員会が公開した会計申告内訳を見れば、演説・公報・人件費など選挙と直接関連した‘選挙費用’の場合、パク候補は34億ウォン、ナ候補は32億ウォンで大差がなかった。
選挙費用内訳はパク候補とナ候補間の選挙方式の差異を如実に見せる。既存政党走者であったナ候補は組織動員力を基盤とする国会議員選挙区別選挙事務所運営費用として7億2835万ウォンを使った反面、第3勢力市民候補であったパク候補は地域事務所運営に2千11万ウォンしか使っていない。ナ候補はソウル市48選挙区の中で、自身の国会議員選挙区である中区(チュング)選挙事務所側に最も多い費用である2992万ウォンを支出したが、中区でもパク候補に4.9%差で敗れた。選挙事務所は区域別組織管理、動員などを専門担当する既存政党体制の根幹といえる。人件費、事務室運営費などの負担が大きくならざるをえない。 地域基盤が別にないパク候補は最小の選挙事務所を置き、鍾路区(チョンノグ)に108万ウォン、残りの選挙区では70万ウォン以下だった。
ただし、全体費用でパク候補が上回ったのは野党圏予備選挙戦過程を行うところが大きかった。競選ルール企画料、競選選挙人団受付、世論調査、行事代行料などとして3億6千万ウォン余りを使った。
パク候補は政党補助金(5億5千万ウォン)もなく、ファンドを通じて基本選挙費用を準備した反面、公式後援支援金も10億1260万ウォンを集めた。 ナ候補は半分の5億9838万ウォンの後援支援金を選挙資金に加えた。
マスコミ広告、インターネット広告、垂れ幕など広報費の場合、ナ候補は11億403万ウォンで、パク候補(3億9千万ウォン余り)より3倍以上を多く使った。ナ候補が庶民の民心を聞くとして用意した軽自動車遊説にかけた費用はマティス貸与費、運転手人件費など2億2000万ウォンだった。
イム・インテク記者 imit@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/508222.html 訳J.S