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‘ベンツ女性検事 事件’本格捜査

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/507818.html

原文入力:2011/11/29 22:19(1167字)
キム・グァンス記者


"在職時、法務法人の外車を無償利用・ブランドカバン受け取る"
"1000万ウォンも渡した" 陳情書…検察、専門担当捜査チーム設ける


前職女性検査が検事として在職した時、懇意にしている弁護士が運営する法務法人の外国製乗用車を無償で利用し、この弁護士から高価格な‘ブランドカバン’等を受け取ったという陳情が寄せられ、検察が専門担当捜査チームを設けて捜査に入った。

釜山地方検察庁は29日、検事3人と捜査官10人余りで捜査チームを設け、去る18日に辞表を出した女性検事K(36)氏が部長判事出身弁護士N(49)氏からベンツ乗用車と500万ウォン台のシャネル手提げ鞄を提供されたという陳情により検事が職務と関連して違法を犯していないかを捜査していると明らかにした。


検察が捜査に入ったのは弁護士N氏と一時親しかったと知られたまた別の女性D(39)氏が去る7月に最高検察庁に陳情書を出したことに伴うものだ。K氏は陳情書で「N氏が事件請託名目でK氏にベンツ乗用車と名品シャネル カバンなどを提供した。また、N氏が部長判事と検事長などを相手にロビー活動をするという名目で金を要求し小切手で1000万ウォンを渡した」と主張した。


D氏は昨年9~12月、K氏とN氏がやりとりした携帯電話メール内容も検察に提出した。中国現地に住宅商店複合建物を作ろうとしていたN氏が横領容疑で告訴した人が処罰を受けるようにしてくれとK氏に頼み、K氏がこの事件を受け持った司法研修院同期の検事に頼んで引き続きN氏にシャネル カバン購入費540万ウォンを要求したということだ。


最高検察庁から陳情を受け取った釜山地検は今月に入り、N氏を2~3回呼んで調査した。N氏は検察で「K氏には法曹界の先輩として助言する間柄だとしてベンツを提供した事実はなく、D氏から受け取った小切手1000万ウォンは受託料」と主張した。K氏は小切手1000万ウォンを現金に変えた後、一部は直接使い一部は法人口座へ入金したと検察は明らかにした。


また、昨年12月ソウルのあるデパートでシャネル カバン価格539万余ウォンがN氏の法務法人クレジットカードで決済された事実を確認したと検察は付け加えた。


検察関係者は「N氏がK氏に頼んだ事件がどのように処理されたのかなどを確認し(金品および便宜提供に)代価性があると確認されれば、早ければ来週にもK氏を呼び調査する予定」と話した。


釜山/キム・グァンス記者 kskim@hani.co.kr


原文: 訳J.S