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検察‘希望のバス’ソン・ギョンドン詩人 令状請求

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/506043.html

原文入力:2011/11/17 22:10(992字)
キム・グァンス記者


特殊公務執行妨害などの容疑 "無理な拘束捜査強行" 批判


整理解雇の撤回を要求し309日間にわたりクレーンで高空籠城を行ったキム・ジンスク(51)全国民主労働組合総連盟釜山本部指導委員を支持するために全国の市民たちに‘希望のバス’に乗り釜山に行こうと提案したソン・ギョンドン(44)詩人とチョン・ジンウ(42)進歩新党非正規労働室長に対し検察が拘束令状を請求した。

釜山地方検察庁公安部は17日、建造物侵入、特殊公務執行妨害などの容疑で彼らの拘束令状を釜山地方裁判所に請求した。検察関係者は「ソン氏らが暴力デモを主導的に導いたため拘束捜査しなければならない」と話した。


ソン詩人らは去る6~10月、釜山・ソウルで5次にわたり‘希望のバス’を企画し、警察の解散命令に応じず希望のバス参加者が夜間に街頭行進を行うよう主導した容疑とともに、1次希望のバスが釜山を訪問した6月12日未明、キム指導委員が籠城中の影島造船所内に無断で入った容疑などを受けている。ソン詩人らが警察の出頭要求に応じないため警察は7月26日と10月20日に2人の逮捕令状の発給を受けた。


2人は去る15日夕7時25分頃、影島警察署に出頭した後、警察の主要質問に黙秘権を行使した。 2人の拘束令状発給可否は拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を経て18日夕方までに決まるものと見られる。これに先立ち検察はキム・ジンスク指導委員の拘束令状も請求したが、裁判所はこれを棄却した。


全国金属労働組合と希望のバス企画団は「整理解雇に反対する全国の市民が自発的に希望のバスに乗ったのに特定人に組織的責任を負わせようとするのは不当だ」として「国会仲裁案を受け入れ労使が異例的に合意に至ったのに、検察が無理に拘束捜査を強行しようとしている」と批判した。


警察は釜山で開かれた4回の希望のバス行事で夜間に道路でデモを行った容疑などで257人を不拘束立件し、136人に出頭要求書を送った状態と明らかにした。 釜山/キム・グァンス記者 kskim@hani.co.kr


原文: 訳J.S