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パク・ウォンスン ソウル市長 市立大学生たちに会う

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/506002.html

原文入力:2011/11/17 20:57(1308字)
オム・ジウォン記者


‘授業料撤廃闘争を扇動’記者質問に
"講演を全部聞いておきながら…" と反論


パク・ウォンスン ソウル市長が‘ソウル市立大半額授業公約’を来年度予算案に反映したことに対し、ソウル市立大学生たちは‘社会貢献の先頭に立つ’という約束で応えた。ソウル市立大が半額授業料全国1号大学になれるように一緒にがんばろうという要請と確約を交わした。

パク市長は17日午後、ホ・グァンテ ソウル市議会議長と共に東大門区(トンデムング)、典農洞(チョンノンドン)のソウル市立大を訪ね、キム・ジョンミン総学生会長など学生代表30人余りと会い、学費を準備するために大型マート冷凍庫でアルバイトをして亡くなった市立大生ファン・某君の話を取り上げ「市立大だけでなく他の大学生たちも高い授業料で苦痛を受けているので、私たちが(半額授業料を実現する)良い先例にならなければならない」と話した。


学生たちは半額授業料恩恵を受ける以上は社会に利益を還元するという意志を示した。総学生会役員団10人余りはソウル市立大生社会貢献宣言文を発表した。キム・ジョンミン会長は「ソウル市民が納めた税金から市立大が多くの支援を受けている。大学を卒業した後にも自分一人が良く暮らすことより私たちの社会、ソウル市に寄与する人材になることを誓う」と話した。パク市長は「大学生が地域社会の子供たちのメントの役割をしてくれれば(半額授業料)予算の十倍、千倍の価値あることとして戻るだろう」と励ました。


市立大学部在学生8000人余りの授業料を半額に減らすための予算182億ウォン余りは来年度のソウル市予算案に編成された。ソウル市議会がこれを通過させれば来年から実現される。ホ・グァンテ市議会議長は「市会議員らに‘市立大学生たちが社会貢献活動に乗り出したことに点数多くあげて(半額授業料)政策が実現されるようにしよう’というメッセージを伝える」と話した。


30分余りの学生たちとの対話を終えたパク市長に去る15日の東国(トングク)大講演で 「なぜ(授業料)撤廃闘争をしないのか」と話したことについて、‘授業料撤廃闘争を扇動したのではないか’という一部記者たちの質問が多くなされた。パク市長は「講演を最後まで皆聞いておいてもそのような話をするのか。(前後の脈絡を省略したまま)一部だけ取り出して記事を書く。全体の内容を聴いたとすればそういう話をしないはずだが…」として複雑で息苦しい心境を表わした。パク市長と同行したソウル市幹部は「学生たちが授業料がいくらなのかという問題にだけ固執するのではなく、教育は個人の領域でなく次第に社会が負担しなければならない領域になるという点まで認識しなければならないという趣旨の発言だった」と話した。


オム・ジウォン記者 umkija@hani.co.kr


原文: 訳J.S