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ウェットティッシュ・手消毒剤もひょっとして… ‘肺疾患 殺菌剤’不安 拡散

https://www.hani.co.kr/arti/society/health/505453.html

原文入力:2011/11/14 21:29(1459字)
イ・ユジン記者


"乱用しなければ問題ない" 解明にも解消できず
芳香剤・殺虫剤など工産品は監督の死角地帯


(注意)この記事の内容は韓国に関するものです。


月齢13ヶ月になる息子を持つ主婦ナ・ジンジュ(35・ソウル、城北区(ソンブクク)、貞陵洞(チョンヌンドン))氏は加湿器用殺菌剤をまだ捨てていない。彼女は「販売会社の前に持って行って示威でもするつもり」としつつ「誰も謝罪の一言もしないのを見れば腹が立つ」と語った。さらにこの頃は手消毒剤の安全性についてもより一層気になる。2年前に妊産婦と幼児を恐怖に追い詰めた新型インフルエンザのせいで坑菌手消毒剤をしばしば使っているためだ。彼女は「政府が手消毒剤に入っている化学物質をまともに管理していないようで不安だ」と話した。
 

去る4~5月、妊産婦ら9人の命を奪った‘原因未詳肺損傷’の原因が加湿器用殺菌剤であることが確認され、主婦たちの間でウェットティッシュ・手消毒剤・脱臭剤・芳香剤などの生活用品に対する不安感が大きくなっている。皮膚に触れたり呼吸器から吸入された時に健康に有害だという漠然とした恐怖感のためだ。


食品医薬品安全庁のある関係者は14日 「個別生活用品が安全性が確実でないため現時点では話すことが難しい」としつつも「ウェットティッシュや手消毒剤の場合、決められた使用法と容量を守るならば別に問題はないと見る」と話した。


しかし、トイレや自動車の中など密閉された空間で噴射型芳香剤などを使用する時はより注意しなければならないという指摘が出ている。換気が良くない空間では有害物質を吸入する可能性が高まるためだ。昨年、女性環境連帯と緑色病院労働環境健康研究所が11種製品の芳香剤を分析した結果、すべての製品から毒性物質のフタレートが検出された。女性環境連帯コ・クムスク チーム長は「芳香製品にフタレートが多く含まれている」として「芳香剤は生活の中から減らすことができるので可能な限り避けた方が良い」と話した。


保健福祉部が去る11日に回収命令を下した加湿器殺菌剤の主成分である‘ポリヘキサメチレングアニジン ホスフェート’と‘オリゴ エトクシエチル グアニディウム クロライド’はかび除去剤と食器洗浄剤に主に含まれる物質だ。問題はこの成分が呼吸器を通じて肺に入ると肺疾患を起こすとは誰も思わないという点だ。


したがって吸入が可能な製品の毒性有無に対してはより一層徹底して点検し、使う時にも注意しなければならないと専門家たちは助言する。特に市中で販売されている芳香剤は大部分が‘医薬品’でも‘医薬外品’でもなく、‘工産品’に分類されており管理・監督の死角地帯に置かれている。


イム・ジョンハン仁荷(インハ)大病院産業医学科教授は「手消毒剤やウェットティッシュは用途に合うように乱用しない範囲で使えば大きな問はがない」としつつも「安全性検討が十分になされていない噴射型芳香剤や防虫・殺菌スプレーなどは肺の中に深々と浸透し吸入毒性を誘発する可能性がある」と話した。福祉部関係者は「今後、生活用品安全管理の不備点を補完していく計画」と明らかにした。


イ・ユジン記者 frog@hani.co.kr


原文: 訳J.S