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パク・ウォンスン "3年後にこういう姿になっても…"

原文入力:2011/11/10 16:52(1275字)
クォン・ヒョクチョル記者


2012年ソウル市予算案 直接プレゼンテーション
3年後に頭が白くなり髪が抜けたパク市長 カリカチュアで仕上げ


←パク・ウォンスン ソウル市長が10日午前、ソウル市庁で2012年度ソウル市予算案について説明した後、退任時に髪が抜けて老いた自身の姿を描写したカリカチュアをリリースし、熱心に仕事をするという覚悟を明らかにしている。 イ・ジョンア記者 leej@hani.co.kr


パク・ウォンスン ソウル市長は10日、自身の政策を予算に具体化した来年度ソウル市予算案を発表しながら言論の前で直接プレゼンテーションをする破格な試みをした。この日午後、ソウル市議会に予算案を提出する前にソウル市民と国民に説明する席であった。

この日午前、ソウル市庁西小門(ソソムン)別館ブリーフィング室で言論の前に立ったパク市長は50分程、直接予算案を説明し答えた。先月のソウル市長候補公約発表の時も‘スティーブ・ジョブス'式プレゼンテーションで話題を集めた彼であった。


前任市長は予算案など各種言論ブリーフィングの時、テレビ放送用の‘市民の皆様に差し上げるお言葉’を5分程読み席を外したし、その次に本部長や局・室長がマイクを掴んで記者たちの質問に答えたこととは180度異なる姿だった。


パク市長は「市長がこのように予算案を持ってきて発表することは初めて見たでしょう」という言葉でパワーポイント資料の前で直接プレゼンテーションを始めた。 パク市長は‘ひと目で見る2012年ソウル市予算’画面を紹介し 「これはインフォグラフィック(イメージでひと目で情報を把握できるインフォメーション グラフィック)ですが市民が予算案をひと目で簡単に理解できるようにするために私が指示して準備した」と‘自慢’もした。


パク市長は「出勤初日に市長事務室が運動場みたいに広いという感じを受けた」と打ち明け、市長接見室を業務会議室に変えるなど市長から率先垂範して予算を節約すると説明した。


予算案説明ブリーフィングの開始時は「尊敬し敬愛するソウル市民の皆さん!」で始めた。金大中前大統領の演説冒頭だった「尊敬し敬愛する国民の皆様」を連想させた。オ・セフン前ソウル市長は 「尊敬する市民の皆さん」として少し短く口を開いた。


意外にもプレゼンテーションの最後の画面は頭が白く髪の抜けたパク・ウォンスン市長のカリカチュアであった。パク市長は「3年後にこのようになるかと思うと心配だが、こういう姿になっても市民が少しでも幸せで安らかに過ごせるよう喜んで私の力量、才能、情熱のすべてを傾ける」というユーモア混じりの確約で予算案ブリーフィングを終えた。


クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/504898.html 訳J.S