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"ファジャンバルから来ました" FTA反対集会、ミニスカート総決起

原文入力:2011/11/09 23:08(1700字)
パク・スジン記者


8日夕、汝矣島(ヨイド)集会現場‘生活政治イシュー’に共感した女性会社員が多数参加
ファジャンバル(おめかし)・サンコ(三和茶ココア)・ソウルドレッサーなどポータル カフェが集結地となり「2008年ろうそく集会が再現されているようだ」


←8日に開かれたFTA集会。集会に女性たちが多く見える。写真‘カモン’提供.


  "今日は特に女性会社員の方々が多く見えています。やっぱり国を守るのは女性です。"   "ワ~~"


 8日午後8時。ソウル、汝矣島(ヨイド)国民銀行前。毎日のように開かれている‘韓米FTA阻止ろうそく集会’を進行したキム・ドンギュ韓米FTA阻止汎国民本部教育宣伝室長が話した。キム室長は「席を埋めた方々の約3分の1程度が女性会社員」として「本当に重要な問題はいつも女性たちが先頭に立つようだ」と参加した女性たちを持ち上げた。

 実際、この日夜の汝矣島(ヨイド)通りにはミニスカートとレギンス姿の女性、花模様のスカートをまとった女性、ツーピースの女性たちがあちこちに座っていた。


 宝石装りのついたピンクのツイード ジャケットを着て現場に立っていたユ・ヘギョン(26)氏はろうそく集会は初めてだと言った。 ユ氏は「韓米FTAが通過すれば医療民営化による医療費高騰などが非常に心配。政府ではすべて‘怪談’だと言うが、米国にいる知人に話を聞いてみても実際に医療費がとても高いと言っていた」として「あまりに多くのものを米国に譲り渡した、米国に有利な不平等条約だから反対する」と語った。ユ氏は「国会議員に委任したが、きちんとできないので直接主権を守らなければならないと思って現場に出てきた」と話した。大田(テジョン)に住むユ氏はソウルに出張に来て、また大田に戻る前に時間を作って集会現場に立ち寄った。


←8日に開かれたFTA集会。写真パク・スジン記者


 花模様のスカート姿のキム・某(29)氏は「韓米FTAの毒素条項12種を読んでみたが、公企業の民営化をはじめとして投資家-国家訴訟制などが非常に深刻なように思えたが放送ニュースではそれを扱わなくて心配」とし「国民が心配しているのに、そのことを国会議員や政府がわからないようなので国民の意思を見せてあげたかった」と話した。キム氏の会社は江南(カンナム)だ。江西区(カンソグ)、禾谷洞(ファゴクトン)の自宅に帰る途中で汝矣島に立ち寄った。


 龍山(ヨンサン)から会社に通う会社員パク・ヒョニョン(28)氏も「韓米FTAが妥結すれば自分の未来が見られない」としてロウソクのあかりを持った。パク・ヒョニョン氏は「まもなく結婚するのに、物価が上がるなど毎日毎日とても暮らしにくい」と心配していた。


 彼らはどこで韓米自由貿易協定の問題点に接して集会に出てくるのか。キム氏はファジャンバル、サンコ、ソウルドレッサーなど女性会員が多いポータル カフェで関連情報を見て来たと語った。キム氏は「化粧品情報やファッション情報とともに、韓米FTA毒素条項やキム・ジョンフン外交通商本部長の嘘などが上がっている」として「会員たちが一緒に行こうと集いを作り一緒に出てくる」と話した。ユ・ヘギョン氏は「ツイッターを通じて情報を得て判断する」と話した。


 キム・ドンギュ教育宣伝室長は「2008年ろうそく集会が再現されているようだ」として「インターネット女性関連カフェ会員たちが2008年集会に続き今年もたくさん来ている」と話した。キム室長は「どうしても健康保険問題、医療民営化問題など生活と直結したイシューが多いので、感受性が豊かな女性たちが積極的に反対意見を表わし参加しているようだ」と話した。


 パク・スジン記者 jin21@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/504672.html 訳J.S