原文入力:2011/11/08 20:30(805字)
イ・スンジュン記者
撤去事業権 約束後 執行部選挙に介入 190人 検挙
昨年8月3日未明、ソウル、東大門区(トンデムング)、徽慶洞(ヒギョンドン)○住宅再開発整備事業推進委員会(推進委)事務室に黒服を揃って着たS警備業者所属ガードマン51人が押しかけた。推進委の執行部選挙を翌日に控えて再出馬した推進委員長キム・某(48)氏の落選が憂慮されると彼らを呼んだのだ。警察は「これら暴力ガードマンが不在者投票箱を奪取するために切断機・鉄パイプ・かなづちなどでドアと窓ガラスを壊し、事務室を守っていた警備員らを集団暴行した」と話した。推進委員長キム氏はM撤去業者・S警備業者を共同運営するキム・某(44)氏とチョ・某(45)氏に組合設立後、80億ウォン相当の撤去事業権を渡すと約束した状態だった。
翌日には選挙管理委員長チェ・某氏がK警備業者所属ガードマン129人を住民総会(執行部選挙)が開かれる東大門区民会館へ呼んだ。ガードマンらは推進委員長キム氏が住民総会を阻むために動員した30人余りの障害者たちを引き出し出入口を3時間余にわたり封じ込めた。
ソウル地方警察庁刑事課は撤去事業権を受け取る条件で再開発推進委員長選挙に介入し暴力を行使した容疑でガードマン180人を逮捕し5人を拘束したと8日明らかにした。 警察はまた撤去・警備業者を動員し暴力を行使し、再開発整備・撤去・広報業者選定の代価などとして1億7750万ウォンを受け取った容疑で推進委執行部10人を逮捕し推進委員長キム氏など5人に対して拘束令状を申請した。 イ・スンジュン記者 gamja@hani.co.kr
原文: 訳J.S