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MB 演説文、米国業者が作成 ネチズン "米帝が最高" 皮肉

原文入力:2011/11/07 10:09(1397字)


訪米時の‘起立拍手’議会演説文 4万6500ドル払って米業者に依頼
"大統領演説には国益が盛り込まれなければ…有り得ないこと" 批判


←先月13日、李明博大統領が米議会上下院合同演説後、韓国戦争参戦議員らに近付き挙手敬礼している。この日の演説文の草案は米国の演説文作成専門業者が作成したという主張が提起された。 ワシントン/キム・ポンギュ記者 bong9@hani.co.kr


 "なんですか、この政府は演説文の文案一つ作成できないのか。米上下院演説したと自慢したのに"

李明博大統領が先月、米国国賓訪問の際に議会と商工会議所などで行った演説文が米演説文専門業者が作成したものであることが明らかになり、それを叱責する声がツイッターにあふれている。


駐米韓国大使館はイ大統領の先月11~15日の米国訪問を控え、演説文作成専門会社であるウェストウィンラターズに4万6500ドルを払い演説文を依頼し、イ大統領の議会合同演説文などの草案を得て修正したと<世界日報>が最近公開された米法務部の外国ロビー公開法(FARA)資料を入手し7日報道した。この新聞が入手した契約書を見れば、イ大統領の訪米と関連して3ヶの演説文草案を作成し草案に盛り込む戦略的方向を提示するメモを駐米韓国大使館に提供するとされている。


李明博大統領は先月13日の米議会演説で「1953年に韓米相互防衛条約が通過した後、2011年韓米自由貿易協定も批准されることにより韓米関係の新しい一頁が開かれた」として「我々は‘血で結ばれた同盟’だ」として韓-米同盟の重要性を強調した。


これに対してツイッター利用者は「グローバル恥さらしの代価」という反応と共に「事実分かる気がする。彼らにとっては‘米帝’が最高だから」「むなしい笑いだけ出させる虚しい政権」「檀君以来こんな政権はなかったというトオル 金容沃先生のお言葉がぴったり合うよ」という皮肉も出ている。


参与政府時期に大統領府広報企画秘書官を務めたヤン・ジョンチョル盧武鉉財団常任運営委員は<ハンギョレ>との通話で「大統領の演説は外交に対する大統領の哲学と価値だけでなく国益が盛り込まれるべきだが、それを外部営利業者に依頼して草案を作成するなどということはあってはならないこと」と指摘した。


これに先立ちイ大統領の米国議会演説に拍手部隊が動員されたという指摘も出た経緯がある。


<ワシントン ポスト>政治部記者ペリシア ソンメズが先月13日午後(現地時間) >自身のブログにイ大統領の議会演説について「木曜日、議会には空席が殆どなかった。 大部分は議員でなく議員補佐官または韓国代表団の人々で満たされていた」と主張した。

李明博大統領は議会演説で5度の起立拍手を含め計45回の拍手を受けるなどオバマ政府スタート以後、外国首脳が行った上下院合同演説として最も多い拍手を受けたと大げさな意味を付与した韓国マスコミの報道とは全く異なるものだった。


デジタルニュース部 digitalnews@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/504269.html 訳J.S