原文入力:2011/11/06 21:07(1127字)
新道林(シンドリム)駅前の露天商-近隣デパート 摩擦
"市民に不便をかけていない" "不法" 小競合いも
←先月31日朝、ソウル、九老区の地下鉄2号線 新道林(シンドリム)駅1番出口前の広場でキム氏夫婦がのりまきを売る間、Dデパートの警備職員がキム氏夫婦の周囲に‘不法占拠’等と書かれた看板を立てて取り囲んでいる。露店労働連帯 提供
"のりまきを売って市民に不便をかけているか?"
"管理責任者として不法行為に目をつむることはできない。"
去る4日朝8時頃、出勤途中の市民を相手にのりまきを売るキム・某(50)氏夫婦とDデパート警備職員5,6人が小競り合いをした。職員がのりまきの箱が置かれたテーブル周辺を取り囲み、商売が出来ないようにして摩擦が起きたのだ。キム氏夫婦を助けるために出てきた露店団体会員1人はデパート職員と争い警察に連行された。
先月24日には同じ理由でキム氏夫婦を支援しに出てきた露店団体会員たちとデパート警備職員が激しく衝突し会員6人、警備職員23人が警察に連行されもした。キム氏夫婦は翌日から「のりまき露店を弾圧する大型ショッピングモールの横暴を糾弾する」として1人示威を行なっている。キム氏夫婦がのりまきを売った場所はソウル地下鉄2号線新道林(シンドリム)駅出口外の路上だったが、去る9月にDデパートが開店し出口とデパートをつなぐ広場に変わった。広場は九老(クロ)区庁の所有だが、管理をデパートが引き受けることにし、デパートは広場内の不法行為を取り締まらなければならないとして毎朝のりまき露店と対立している。
キム氏は「1年以上商売をしていて問題にならなかったのに、デパートができてから妨害をし始めた」として「出勤途中の市民の通行に邪魔になるわけでもないのに商売を出来ないようにするのはひどい」と話した。反面、デパート関係者は「商売を無条件に妨害している訳ではなく、反対側の出口や道路に移れと要求しているのにキム氏側が拒否している」と話した。
これに対して九老区庁は「基本的に生計型露店なのでうまく管理できるようにして維持する計画」とし「秩序維持ができない状況になれば介入する」と話した。最近、半月間にわたって行った区庁ホームページにはのりまき露店を擁護したり批判する嘆願が10余回受け付けられている。 キム・ソンシク記者 kss@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/504245.html 訳J.S