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ハンナラ‘ルツボ’調査委員長、性暴行弁護経歴

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/502945.html

原文入力:2011/10/28 18:09(1489字)
チョン・デハ記者、クォン・オソン記者


キム・ジェギョン議員‘晋州(チンジュ)版ルツボ’加害教師 弁護引き受け
市民団体 "常習セクハラだとして弁護士たちも憚った事件"


障害学生に対する性暴行被害を知らせた<ルツボ>の作家コン・ジヨン氏をハンナラ党人権委員会の一部委員が調査しろと発言したことと関連して、光州(クァンジュ)インファ学校性暴行対策委員会パク・チャンドン執行委員長は28日「公式に対応する価値もない非常識な発言」とし「いっそネチズンたちが批判するように放っておくことにした」と皮肉った。

これに対して漫画家カン・プルはツイッターを通じて「コン・ジヨン作家の‘小説’が‘事実’と違うと言ってハンナラ党人権委委員が調査を要求したんだって? ‘小説’が何たるかも分からないのか? あー笑わせる。 ワハハハハハハ」と嘲笑した。コン・ジヨン氏も自身のツイッターに「今やハンナラ党が私を世界的な作家に仕立て上げるためにセコい企画を始められましたね。感謝」として遠まわしに反発した。


これに先立ち去る27日、ハンナラ党‘光州(クァンジュ)インファ学校性暴行事件真相調査および被害者支援委員会’(以下、委員会)のキム・ヨンホ弁護士は光州地方警察庁を訪問し「小説と映画で(事実と異なり)過度に表現され国民感情が激昂した」として「コン氏はすでに政治行為をしているので調査する必要がある」と主張した。


この席にいたある警察関係者は「参席者たちの大部分が‘なぜあんな発言をするのだろうか?’という様子で黙殺無返答だった」と話した。光州警察庁はハンナラ党委員らの要求に即答をしなかったと知らされた。


これら委員が属する委員会の委員長を務めるキム・ジェギョン ハンナラ党議員(晋州乙)が‘晋州版ルツボ’と言える障害者性暴行事件の弁護人を引き受けた事実も明らかになった。彼は国会議員に選出される前の去る2000年、障害者特殊学校である晋州恵光*(へグァン)学校で発生した障害女子学生セクハラ事件被告の弁護を引き受けた。


当時‘正しい教育のための全国父母会’晋州支部長で被害者家族の裁判を助けたクォン・チュンヒョン(46)氏は28日<ハンギョレ>と行った電話通話で「キム議員が加害者である学校教師の弁護を引き受けた」として「道義的に弁護を引き受けないでくれと要請したが受け入れられなかった」と話した。


野党と地域市民団体は「国会議員の身分で障害者性暴行事件の真相調査を引き受けた人が、過去に障害者性暴行加害者の弁論をしたということは納得できない」 とし「辞退」を促した。晋州女性民友会関係者は「当時、教師の2年にわたる常習的セクハラが明らかになり市民の荒々しい反対により他の弁護士も引き受けなかった事件をキム議員が引き受けた」とし「こういう方が被害者の立場でルツボ事件を見ることができるのか非常に心配だ」と指摘した。


これに対してキム議員側は「被告人家族の要請があってのことであり、有罪が確定する前までは無罪推定を受ける原則などを考慮する時、担当を断りにくい状況だった」として「弁護人の倫理に外れることなく裁判に臨んだので問題にはならない」と説明した。


光州/チョン・デハ記者、クォン・オソン記者 daeha@hani.co.kr


原文: 訳J.S