原文入力:2011/10/28 21:38(939字)
‘毎年35億 支援’京畿道(キョンギド)脅迫…次世代融合技術研究院長 辞任
ソウル大教授職と融合科学技術大学院長職はそのまま維持
←アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長が27日午後、ソウル、冠岳区(クァナクク)のソウル大学校本館大会議室で開かれた学長会議を終えた後、席を移っている。 ニューシス
アン・チョルス教授が28日ソウル大次世代融合技術研究院長の席から退いた。先立って京畿道(キョンギド)議会ハンナラ党は 「アン院長が辞退しなければ次世代融合技術研究院に対する予算を全額削減する」と脅しをかけた。
ソウル大はこの日「アン・チョルス院長が次世代融合技術研究院長職務の辞任を要請して来たのでこれを受理した」と明らかにした。去る8月10日に選任されわずか2ヶ月後だ。ソウル大は具体的な辞任理由は明らかにしなかった。ソウル大本部関係者は「アン院長が‘個人的な理由で辞任する’という書面を伝えた」とだけ明らかにした。アン院長はソウル大教授職と融合科学技術大学院長職はそのまま遂行する。
彼の突然の職務辞任は政界の圧力と関係がなくはないと見られる。これに先立ち京畿道議会ハンナラ党は去る24日「ソウル市長選挙で特定候補を支持し政界に飛び込む形態は常識的に納得できない」として「(アン院長が)政治に継続介入するならば次世代融合技術研究院の予算支援を全面中断するだろう」と脅しをかけた経緯がある。アン院長はこの日パク・ウォンスン当時野党圏統合ソウル市長候補に会い手紙を渡し再度支持を表明した。
次世代融合技術研究院は去る2008年、政府と京畿道から1425億ウォンを支援され設立された公共機関で、京畿道は毎年道費35億ウォンをこの機関に支援している。また、この研究院は道議会の行政事務監査対象に含まれており、来月10日に監査を控えている。
デジタルニュース部 digitalnews@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/502942.html 訳J.S