原文入力:2011/10/27 22:30(827字)
アン・チャンヒョン記者
大統領府関係者 明かす
10・26敗北 後爆風
イム・テヒ大統領室長が10・26ソウル市長補欠選挙敗北の責任を負って去就について悩んでいると大統領府核心関係者が27日伝えた。 イム室長が辞意を表明し李明博大統領がこれを受け入れた場合、大統領府参謀陣の改編につながり与党全体が補欠選挙敗北にともなう後爆風に晒される可能性があり注目される。
大統領府核心関係者はこの日「大統領府参謀陣は責任を負わなければならない時は、いかなる責任も進んで負うという姿勢で仕事をしている」として「イム・テヒ室長も今回のソウル市長選挙結果に責任を負うべきではないかと悩んでいる」と語った。 ただし大統領府側は‘イム室長がイ大統領に直接的に辞意を表明した’という一部報道に対しては公式否認した。
大統領府はイム室長が実際に辞意を表明し、こういう事実が外部に知らされる場合、選挙敗北の責任を大統領府自らが認める形になるという点を負担に感じていると伝えられた。 大統領府は今回の選挙に対して表面では「自治体長選挙に過ぎない」として距離を置いてきた。 イム室長が実際に辞退することになれば、イ大統領は任期4年目にして国政運営の枠組みを新たに組み立てる課題を担わなければならない。 また、イム室長が辞退すればハンナラ党にまで火の粉が飛び散る可能性がある。 ハンナラ党では選挙結果に責任を負う指導部改編に概して消極的だ。そのためイム室長が実際に辞退する可能性は高くないという観測もある。
イム室長は6・2地方選挙惨敗にともなう大統領府参謀陣改編により昨年7月大統領室長に任命された。
アン・チャンヒョン記者 blue@hani.co.kr
原文: 訳J.S