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国民の意を聴くと言ったのに…MB,‘ミョンバク山城’オ・チョンス 警護処長に

原文入力:2011/10/27 17:08(914字)


選挙翌日、実力者の席へ栄転…‘MBの男’登板
"回転ドア・固執人事の極限状態"   "民意無視" 等 批判あふれる


←オ・チョンス前警察庁長官(56)


 2008年ロウソクのあかり政局当時、警察庁長官として‘ミョンバク山城’を築造し大統領府を守ったオ・チョンス国立公園管理公団理事長が公職に再登場し2ヶ月ぶりに警護処長に栄転し‘MBの男’として登板した。

 パク・ジョンハ大統領府報道官は27日李明博大統領内谷洞(ネゴクトン)私邸波動で退いたキム・インジョン警護処長の後任にオ理事長を、知識経済部長官候補者にホン・ソクウ大韓貿易投資振興公社社長を各々内定したと発表した。


 しかし李明博政府の実情に対する審判の意が込められた10・26ソウル市長補欠選挙惨敗の翌日に側近に分類されたオ理事長を繰り返し重用したことに対し「回転ドア・固執人事の極限状態」「民意無視」という批判が提起されている。


特にイ大統領が 「10・26補欠選結果に含まれた国民の意思を重く受けとめ特に今回の選挙で示された若い世代の意を深く刻む」として若い世代との疎通を強化すると明らかにしたことと辻褄が合わないという指摘だ。


 これに対してパク スポークスマンは「警護業務にどれほど適任か、関連組織と有機的な業務性格を勘案して欲しい」と話した。


 オ理事長は去る2008年、ロウソクのあかり政局局面で光化門(クァンファムン)のデモ隊を孤立させるために大型コンテナを溶接して障壁、別名‘ミョンバク山城’を積み大統領府から厚い信頼を得た。当時ハン・ジンヒ ソウル警察庁長官が‘鎮圧が手ぬるい’という理由で更迭された後に指揮権を握ったオ理事長は強力な鎮圧で評判を高めた。


 彼は仏教界との葛藤など市民社会とは衝突が多かったが与党からは高い評価を受けた。


 デジタルニュース部


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/502720.html 訳J.S