原文入力:2011/10/22 15:39(706字)
"中小企業・農民に‘思いやり’支援は正しくない"
イ・ジウン記者
李明博大統領は21日、韓-米自由貿易協定(FTA)批准と関連した野党の農・畜産業分野などの被害対策補填要求に対し 「中小企業と農業に関し‘思いやり支援’は正しくなく、自立基盤を用意できるよう研究開発や技術支援をすることが正しい」と話したことが明らかになった。
イ大統領はこの日キム・ジンピョ民主党院内代表とホン・ジェヒョン国会副議長、チェ・インギ国会農林水産食品委員会委員長、ウ・ユングン国会法制司法委員会委員長、シム・デピョン自由先進党代表など野党議員5人に電話をかけ、韓-米FTA批准同意案処理に対する協調を求めながらこのように話したと民主党関係者たちが伝えた。
イ大統領は特にキム院内代表との通話で「党内に反対があるだろうが、合理的選択をしてくれ」と話し、キム院内代表は「大統領府やハンナラ党一角で‘速度戦’を強調し‘一気に処理する’という声が出ているが、そのようにすればできることもできなくなる。あまりに焦っている人々を止めてくれ」と話した。 イ大統領はまた「米国にも反対する議員がいたが、手続きを整えた上で反対した」として「我が国の野党も(批准表決では)反対しても(手続きを踏めるよう)ちょっと説得してくれ」と話したと伝えられた。
イ・ジウン記者 jieuny@hani.co.kr
原文: 訳J.S