原文入力:2011/10/18 22:58(742字)
見解の差を確認したのみ "20日に再開"
キム・ヨンファン記者
労組のストライキ9日目をむかえた三和高速労使は18日午後、仁川(インチョン)南区(ナムク)、仁川バスターミナル内の三和高速営業所でストライキ以後 初めての交渉を開いたが、見解の差を確認しただけで20日に交渉を再開することにした。
この日の交渉で労組は‘時給20.6%引き上げ案’から‘賃金削減なしに月間勤務日数を15日から12日に縮小する’等の修正案を出したが、使用側は既に提示した‘時給3.5%引き上げ案’に固執し、全国民主労働組合総連盟が推薦した公認会計士を通じて会社財政がどれほど苦しいかを検証することを提案した。
会社側関係者は「会社の時給基準3.5%引き上げ案は既存の2.5%引き上げ案から既に一回修正したものなので、これ以上変える計画はない」と話した。労組関係者は「会社側が権限を持つ代表理事が参加せずに既存の立場だけを繰り返して交渉が終わった」として「使用側が誠意を持って交渉に出ない限り、妥結は難しく市民の不便が長期化しそうだ」と話した。
去る10日、三和高速労組がストライキに入り仁川~ソウル区間 計22ヶ路線の広域バス302台の内、三和高速が保有する20ヶ路線211台の運行が全面中断され1500番(仁川、桂山洞(ケサンドン)~ソウル駅)と1400番(仁川ターミナル~ソウル駅)等の2路線だけが部分的に運行されている。
キム・ヨンファン記者 ywkim@hani.co.kr
原文: 訳J.S