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‘ナ・ギョンウォン支持’江南(カンナム)結集し…‘パク・ウォンスン支持’40代で揺れ…

原文入力:2011/10/16 22:23(2349字)


 "朴槿恵支援など与党団結効果"
江北(カンブク)圏も‘ナ候補支持’に回る
"ハンナラ検証攻勢・TV討論 影響"
無党派‘パク候補離脱’次第に増える


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ハンギョレ-KSOI世論調査 ナ・ギョンウォン51.3% > パク・ウォンスン45.8%…
ソウル市長候補 状況逆転


10・26ソウル市長補欠選挙に出馬したナ・ギョンウォン ハンナラ党候補が状況を逆転させパク・ウォンスン野党圏単一候補(無所属)を追い越したことが分かった。

<ハンギョレ>と韓国社会世論研究所(KSOI)が去る15日ソウル地域の有権者500人を対象に行った電話世論調査(RDD・任意電話番号かけ)の結果、ナ・ギョンウォン候補は51.3%、パク・ウォンスン候補は45.8%の支持率を記録した。一週間前の去る8日の世論調査ではナ・ギョンウォン候補42.8%、パク・ウォンスン候補48.8%であった。


特に積極的投票意向層ではナ・ギョンウォン54.6%、パク・ウォンスン43.9%で差が10%以上広がった。‘必ず投票する’という積極的投票意向層は73.7%と現れ、8日の58.2%から大きく増えた。


‘支持可否と関係なく誰が当選すると予想するか’という当選予想質問でもナ・ギョンウォン候補41.1%、パク・ウォンスン候補39.4%を記録した。


政党支持率はハンナラ党45.0%、民主党21.6%で二倍以上の違いが生じた。8日の調査ではハンナラ党42.5%、民主党22.2%であった。


朴槿恵前ハンナラ党代表とアン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長の大統領選候補仮想対決では、朴槿恵43.0%、アン・チョルス39.6%と調査された。今回の世論調査の誤差範囲限界は95%信頼水準で±4.4%だ。


ソン・ハンヨン先任記者 shy99@hani.co.kr


←ある市民が16日午後ソウル、麻浦区(マポグ)、新水洞(シンスドン)の住宅街に貼り出された10・26ソウル市長補欠選挙ポスターを見ながら通り過ぎている。 キム・ミョンジン記者 littleprince@hani.co.kr


15日に実施された<ハンギョレ>のソウル市長補欠選挙世論調査を前回調査(10月8日実施)と比較する時、最も目につく点はパク・ウォンスン野党圏単一候補(無所属)支持率は若干後退した反面、ナ・ギョンウォン ハンナラ党候補は大幅に上昇したという点だ。ナ候補の支持率は8日の調査では42.8%だったが、今回は51.3%を記録し何と8.5%が上昇した。 パク候補は反対に48.8%から45.8%に3%下がった。 一週間前はパク候補が3%上回っていることが明らかになったが、今回はナ候補が逆にパク候補を5.5%上回っていると調査された。


世論調査の標本数が500人であるため標準誤差(±4.4%)がやや大きいという限界を勘案しても両調査が同じ方式(RDD・ランダムに電話をかけること)と機関(KSOI・韓国社会世論研究所)によりなされたという点でソウル市長選挙戦の流れを見ることができる。去る9月17日、韓国社会世論研究所の電話面接世論調査の結果まで加えてみれば‘ナ・ギョンウォン上昇-パク・ウォンスン下落’傾向はさらに明確だ。 9月調査の時もパク候補が48.2%の支持率でナ候補(46.8%)を誤差範囲内で先んじていることが明らかになった。


地域別支持率傾向でも変化が相当ある。江南圏は先週までナ候補(47.7%)とパク候補(43.8%)の支持率が類似するほどの混戦様相をしめしていたが、今回の調査ではナ候補(57.3%)がパク候補(38.4%)を大きく上回った。 また、江北圏の支持率もパク候補(54.5%→46.7%)からナ候補(42.4%→50.0%)側に変わった。


世代別には勝敗の鍵を握っていると評価される40代の変化が目立つ。 一週間前に40代支持率はパク候補(58.2%)がナ候補(32.3%)を圧倒的に上回っていた。だが、今回の調査ではナ候補(48.0%)とパク候補(47.0%)が競合する様相だ。20~30代と50代後半では各々パク候補強勢とナ候補強勢という世代別特徴が続いている。


ユン・ヒウン韓国社会世論研究所調査分析室長は「アン・チョルス教授の支持と野党圏候補単一化効果で序盤に注目をあびたパク候補が、実際の選挙戦ではビジョンや指向するところ、政策などを大衆にきちんと伝達できないなど停滞を体験している反面、ナ候補は朴槿恵前代表の支援など保守勢力の結集効果を得ているようだ」と分析した。 ナ候補側関係者も 「野党圏はパク候補選対委構成を巡る葛藤などで選挙運動動力が低下した反面、与党は親イと親パク系統のまとまった結果ではないだろうか」と話した。


ハンナラ党が提起したパク候補検証論と先週進行されたテレビ討論なども状況変化に影響を及ぼしたと見られる。 ユン室長は「無党派層や中道的な有権者にナ候補支持が若干増えた」として「パク候補が無党派層が期待した吸引力をテレビ討論などで示せない点などが影響を及ぼしているかもしれない」と話した。浮動層が多い40代で両候補が競合している理由もこれと関連があるように見える。 キム・ジョンチョル先任記者 phillkim@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/500983.html 訳J.S