原文入力:2011/10/11 22:43(1685字)
‘内谷洞(ネゴクトン)私邸’土地売買契約書 入手
シヒョン氏 3.3㎡当たり1500万ウォンの敷地 1017万ウォンで契約
畑は274万ウォンで…警護処は隣接する畑を628万ウォンで買う
イ大統領、波紋大きくなるやすぐに名義変更手続きすることに
←内谷洞 敷地’売買契約書
李明博大統領が退任後に居住する私邸とするために子息シヒョン氏が買いとった土地がこの地域の実取引価額に比べ安価で取引されたことが把握された。反面、大統領府警護処は相場に比べて高値で土地を買い取りシヒョン氏がそれだけ得をしたのではないかという疑惑が提起されている。
<ハンギョレ>は11日入手したソウル、瑞草区(ソチョグ)、内谷洞のイ大統領私邸土地売買契約書(写真)とそれを仲介した不動産業者を通じてこういう事実を確認した。シヒョン氏が私邸用に買った土地は韓定食店‘スヤン’があった内谷洞20-17 330㎡(100坪・土地、建物含む)と20-30 36㎡(11坪・土地),20-36 97㎡(29坪・畑)等、計463㎡(140坪)だ。シヒョン氏は韓定食店の建物があった土地は3.3㎡(1坪)当たり1017万ウォンで買い取り、残りの土地(20-30)と畑(20-36)は各々3.3㎡当たり200万ウォンと274万ウォンで買いとった。
一方、大統領府警護処は私邸警護施設を作るために、私邸の土地の一部とシヒョン氏が買い入れた土地の周辺の畑など計2143㎡(648坪)を42億8000万ウォンで買いとった。警護処が買い入れた畑7筆の3.3㎡当たり平均実取引価額は628万ウォンだ。シヒョン氏がすぐ隣接している畑(20-36)を3.3㎡当たり274万ウォンで買いとったことを考慮すれば、大統領府警護処が2倍以上高く買ったわけだ。
この取り引きを仲介したN不動産関係者は「韓定食店の建物は坪当たり1500万ウォンにはなる」として「道路の向かい側にある4戸は3.3㎡当たり1300万~1400万ウォン台」と話した。この関係者は「代わりに20-17を取り囲む土地は3.3㎡当たり400万~450万ウォン」と話した。この関係者は「土地を耕す立場ではどの土地をいくらで売るかは重要でなく、土地全体の価格が重要なこと」とし「初めに地主が70億ウォンの価格をつけ、65億,60億ウォンと価格を下げ同意した価格が54億ウォン」と話した。彼は「その54億ウォンの中の細部価格は決めることはないのではないか」と付け加えた。総額を54億ウォンに定めておきシヒョン氏が負担する費用を11億2000万ウォンに、警護処持分は42億8000万ウォンとしたのではないかという推定が可能になる内容だ。
これに対して大統領府報道官室は「20-17は3.3㎡当たり1077万ウォンで買ったが、3.3㎡当たり1500万ウォンという価格は言い値であって実際に取引される価格ではなく安く買ったわけではない」とし「この一帯の土地で150坪が20億ウォンで出ている売り物件もあるという」と話した。スポークスマン室関係者は「警護処が買った土地は畑といっても建物の建築が可能な土地と接していて公示地価は安くても実際の取引価格は高い」として「土地と隣接した畑の言い値は土地価格の70~80%になる」と話した。
大統領府はこの日、イ大統領がシヒョン氏名義で買った内谷洞私邸敷地を適切な買い入れ手順を踏み買い入れ、直ちに名義を変更することにしたと明らかにした。パク・ジョンハ大統領府報道官は「売買のための契約書作成と税金納付関連問題はイ大統領の歴訪中に手続きが進行される」とし「早期にすべての手続きが終えられると思う」と話した。 パク・スジン、パク・テウ、イ・テヒ記者 jin21@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/500292.html 訳J.S