本文に移動

"私はルツボ担当刑事でした" イナ学校 刑事 ツイッターに文あげる

原文入力:2011/10/05 18:06 |修正:20111005 22:37(955字)
アン・クァノク記者


2005年、光州イナ学校での性暴行事件を捜査した警察官がツイッターに当時の心境を明らかにした文をあげた。

光州南部警察署科学捜査チーム キム・グァンジン警士は4日夜「私はルツボ担当刑事でした」という題名の文をツイッターに残した。キム警士は6年前にイナ学校教職員6人と聴覚・知的障害を持った生徒9人を直接調査した。

彼は「被害内容を確認したものの、その事件は世の中のすべての単語を使ってもきちんと表現できなかった。手話通訳士を通じたりもしたが、生徒たちの表情から彼らが被った苦痛がテレパシーのように伝わってきた。小さな手で行う異常でおぞましい彼らの手話内容に申し訳ないこと限り無かった」と明らかにした。


それと共に彼は「金品を授受した担当刑事が申告を受けても捜査せず、障害者を卑下する発言をしながら放水銃を撃つなど過度な公権力を描写など事実と異なる映画場面を見ながら残念に思った」として映画で描写された警察の姿に不満を表わした。


キム警士は「映画を通じてすべての国民が疎外された社会的弱者の人権に対して自省し、改善できる契機になったようだ」として「世の中に秘密というものはなく明らかにできないこともない。悲劇が再発しないよう持続的な関心を持って欲しい」と頼んだ。


キム警士の文は100回を越えるリツィット数を記録しツイッターに広がった。ツイッター利用者たちは 「庶民の側に立って仕事をして下さることを」、「素敵な警察官の姿をこれからもお願いします」等の応援文を残している。


2005年6月、光州障害者性暴行相談所から被害事実を知らされた警察は専門担当チームを設け1ヶ月間にわたり教職員6人に対して捜査を行った。しかし校長など教職員2人は執行猶予で解放され、2人は懲役を宣告され、2人は公訴時効が過ぎたとし処罰を免れた。


光州/アン・クァノク記者 okahn@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/499392.html 訳J.S