原文入力:2011/10/03 20:20(1337字)
52.15%の得票率で45.57%得たパク・ヨンソンを上回る
←3日午後、ソウル、奨忠体育館で‘ソウル市長選挙 野党圏単一候補選出 国民参加競選‘が開かれ、パク・ウォンスン市民団体候補が野党圏単一候補に確定、挨拶をしている。 ニューシス
ソウル市長選野党圏単一候補選出国民参加競選が行われた3日、パク・ウォンスン市民社会候補が最終支持率52.15%で45.57%の支持を得たパク・ヨンソン民主党候補を抜き単一候補に選出された。民主労働党チェ・キュヨプ候補は2.28%の支持を得た。
パク・ウォンスン候補はこの日、当選後に開いた記者会見で「大韓民国最初の野党圏統合選挙戦で変化を望むソウル市民が勝利した」として「一から十まで普通の市民が作った候補として10月6日に変化と統一の新しい名前を登録する」と話した。
60%に肉迫する高い投票率を記録した3日のソウル市長選野党圏単一候補選出国民参加競選は中壮年層と若年層を網羅した多様な世代の参加で祭りムードで行われた。
投票に参加したハン・インスン(35・会社員)氏は15ヶ月になる息子を抱いてソウル、奨忠体育館投票所を訪れた。ハン氏は「政治に関心は結構あったが、競選に参加するのは初めて」とし「周辺に政治参加をよく薦める方で、それで夫も申請し一緒に投票することになった」と話した。妊娠8ヶ月の夫人と共に訪れたイ・某(32・会社員)氏は 「パク・ヨンソン、パク・ウォンスン 誰がなっても良い」として本選挙に対する期待を膨らませた。
この日午前には中壮年層が多く訪れたが午後になるにつれ投票所を訪れる若い層が増え、結局パク・ウォンスン候補側に勝負が傾いた。チェ・ヨンスク(43)氏は「パク・ウォンスン弁護士がいつかは政治に出てこなければならないと考えていた」と話した。
既存政界に突風を巻き起こした‘アン・チョルス効果’もまた確認された。イ氏は「アン・チョルスが連帯を宣言したことでパク・ウォンスン弁護士を支持することにしたし、政治に関心を持つことになった」と話した。イ・ソクジェ(39・NGO活動家)氏は 「政権交替を二度体験したじゃないですか」として「既成政治に対する炎症がきつい」と話した。
子供たちと共に参加して「政治の現場を見せてやりたかった」という人々が多かったことも今回の国民参加競選の特徴だ。9才の双子の兄妹を連れて参加したチェ・ヨンスク氏は「子供たちにこういう現場を見せてやりたかった」と話した。チェ氏は「18才の上の子は"ナヌンコムスダ"(親野党傾向のインターネット放送プログラム)のファンだが、もうすぐ試験なので来れなかった」と付け加えた。4才の長男を肩車して投票所を訪れたイ・ヒョンソク(35)氏は「投票所に子供と入って投票した」と話した。
デジタルニュース部、キム・ウェヒョン記者 oscar@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/499058.html 訳J.S