原文入力:2011/09/23 08:14(729字)
イ・ミンテク記者
歴史教科教育課程(教科書叙述指針)に‘自由民主主義’という表現を使うことにしたことに対する論難にハンナラ党が加勢しながら‘思想攻勢’に出た。 10・26ソウル市長補欠選挙も理念戦に上り詰める兆しだ。
ホン・ジュンピョ ハンナラ党代表は22日の最高委員会議で「金大中・盧武鉉政府時期に消え始めた自由民主主義表記を再び復元するとして(歴史教育課程開発推進委員会委員が)辞退、反発することは我が国の憲法を否定すること」とし「一緒に民主党教科委員らも政府指針に反発していることはとうてい納得できない」と話した。ファン・ウヨ院内代表も「歴史教科書6種のうち‘自由民主主義’表現が1種だけということに驚きを禁じえない」として「自由民主主義価値に対する教育と私たちの政治社会全般の再点検が必要だ」と話した。
これに対して国会教育科学技術委員会所属の野党議員はこの日記者会見を行い「(教科書改編過程の)手続き上の瑕疵を指摘したにも関わらず(ホン代表が)自由民主主義と憲法を否定するのかと猛非難している」として「ハンナラ党がマッカーシー(赤狩り)旋風を露骨に巻き起こしている」と批判した。
ハンナラ党が‘思想論争’を提起して出たのは、10・26ソウル市長補欠選を控え保守市民団体とマスコミの‘ハンナラ党拒否’ムードを意識したものと見られる。
イム・インテク記者 imit@hani.co.kr
原文: 訳J.S