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イ大統領 "原子力 積極的に活用する計画"

原文入力:2011/09/23 08:30(923字)
アン・チャンヒョン記者


国連演説で原発拡大意向
野田総理と首脳会談も


←李明博大統領が21日午前(現地時間)米国、ニューヨークの国連本部で第66次国連総会基調演説をしている。 ニューヨーク/キム・ポンギュ記者 bong9@hani.co.kr



米国、ニューヨークを訪問中の李明博大統領は22日午前(現地時間) ‘国連原子力安全高位級会議’基調演説で「原子力を積極的に活用していく計画」とし原子力発電を拡大する意向を国際社会に明らかにした。

イ大統領はこの日、国連本部本会議場で「去る3月の福島原子力発電所事故が原子力を放棄する理由となってはいけない。より安全に原子力を利用するための方法を模索する時」と話した。イ大統領は続けて「私たちは‘低炭素緑色成長’政策により代替エネルギー開発に集中的に多くの投資をしている」としつつも「同時に原子力を積極的に活用していく計画」と話した。


イ大統領は代わりに、原子力安全強化のために各国が独立的な安全規制体制を整え、原子力安全関連情報の透明性を確保し、地域次元の共助を実現することなど3点を強調した。


これに先立ちイ大統領は21日午後、宿舎のホテルで野田佳彦 日本総理と首脳会談を行い共同関心事を協議した。今回の首脳会談は野田総理就任以後 初めての出会いであり、‘挨拶’形式で行われた。イ大統領は会談で「東北アジア安保と世界経済と関連して両国間協力が必要だ。米国を含む3国が力を合わせることが重要だ」と話したとパク・ジョンハ大統領府報道官が伝えた。野田総理は「韓・米・日 3国の共助が必要だという見解に共感する」と応じた。 野田総理は「韓-日自由貿易協定(FTA)が加速化されることを期待する」と話し、イ大統領は「韓国は自由貿易協定に対して活発に開かれている。継続的に協議していこう」と答えた。


アン・チャンヒョン記者 blue@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/497583.html 訳J.S