原文入力:2011/09/05 15:09(2345字)
クォン・オソン記者
今週初め、パク弁護士に会う予定… "出馬契機は歴史の流れ"
"最も重要な座標は反ハンナラ…ユン・ヨジュン前長官のお言葉に当惑"
←ソウル市長補欠選挙出馬を熟慮しているアン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長が2日午後、ソウル、延禧洞(ヨニドン)、西大門(ソデムン)区庁で開かれた‘青春コンサート‘行事場所で記者たちの質問を受けている。 イ・ジョンウ先任記者 woo@hani.co.kr
アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院院長が5日、ソウル市長選挙と関連して「一番重要なことは歴史の波」とし「その波に逆らう執権勢力(ハンナラ党)」に対する反対を明確にした。彼はまた、出馬検討中のパク・ウォンスン弁護士に「出馬を譲歩するかが現在の最も大きな悩み」と明らかにした。彼は今週初めにパク弁護士に会う予定だ。
アン院長は4日夕、<オーマイニュース>と行ったインタビューで「ソウル市長出馬問題に対して現在は半々」としつつこのように明らかにした。彼は今週中盤までには出馬可否を決める予定だ。
アン院長は‘出馬の契機’を問う質問に「歴史の流れ」を強調した。「一番重要なことは歴史の波だ、私も歴史意識がある人間であり歴史の波に逆らってはならないという確信を持っている。」
彼は「私が考える時、歴史の波に逆らっているのは現在の執権勢力」としつつ、反ハンナラ党の立場を明らかにした。「それでは答は明瞭だ。私は現執権勢力が韓国社会で何らか政治的拡張性を持つことに反対する。私が万一、何らかの道を選択する時には、その道の最も重要な座標はこれ(反ハンナラ党)になるだろう。」
李明博政権とハンナラ党の‘歴史に逆行すると形態’に対し「私は(朴正熙独裁政権時代の) 1970年代を経験した。(現執権勢力がすることを見ながら)ア! これは反対に行きかねないと考えた」と説明した。表現の自由の制限をはじめとする多くの部分から軍事独裁時代に戻るような傾向性を読みとったという説明だ。
彼はただし「呪いを抱いて滅べというのとは絶対に違う。そこにも我が国が今までくるのに、多くの歴史と資産、経験がある。そのような政党だからうまくやれたら良いだろう。うまく変身したら良いだろう。民主党も同じだ」と付け加えた。
今回のソウル市長出馬可否もこの枠組みから見るというのが彼の説明だ。「オ・セフン市長辞退以後、ハンナラ党が再びソウル市長に当選できるという世論の流れを見て、周辺で心配も多くしたが私でも私でも出なければならないのではないかという気持ちになった。」彼は今回のソウル市長補欠選挙は「ハンナラ党がその問題を触発した」として、今回の選挙を通じて「報復に遭い代価を払わなければならない。それでこそ歴史が発展する」と話した。
アン院長は市民社会陣営の候補としてのソウル市長出馬可否を積極的に検討しているパク・ウォンスン弁護士に対し「韓国社会のとても重要な資産」としつつ「あまりにもその方を尊重しているのでその方に会った後に私のソウル市長選挙出馬可否を判断するだろう」と話した。
アン院長は‘歴史の流れ’に対する観点として「ひとりの英雄が歴史を作ったり変えるとは考えない。歴史の流れに役立つならばいつでも自分を犠牲にする覚悟と準備ができている」として「(ソウル市長出馬という)役割を担当することが犠牲なのか、その反対にパク・ウォンスン弁護士のような良く準備された方に譲歩し役割を受け持たないことが犠牲なのか、それが現在の最も大きな悩み」と話した。
アン院長は「現在、白頭山脈縦走登山中のパク・ウォンスン弁護士から頭が痛いEメールを受け取った」として「今週初めに二人で会い対話をするだろう」と明らかにした。彼は「夕方、宿舎に降りてきて送った長文のEメールを見ると、今まで以上にソウル市長出馬に対するその方の意が確かなようだ」として「その方が願うなら向こう側に押して差し上げるのも一つの方法」と話した。
彼は2003年、アン・チョルス研究所の美しい店参加から美しい財団理事歴任までパク弁護士との長い縁を紹介した。アン院長は「私は彼の同僚であり応援者だが、今回パク弁護士の出馬意志が確実だということを感じた以上、私がどうして悩まずにいられるだろうか」として「もし私が出馬してもハンナラ党がソウル市長を再び占めてはならないという点で野党圏陣営との単一化はいくらでも考慮することができる」と話した。
アン院長はこの他に今回の出馬と関連して、ユン・ヨジュン前環境部長官とソウル大と信義関係についても言及した。ユン前長官に対して「3ヶ月前に初めて個人的に会った。私が会って助言を聞く300人余りのメントの中の1人」としつつ「その方が善意で第3党創党など、私がどのようにしたら良いというお言葉を言論インタビューを通じてとてもたくさんしていて当惑した」と話した。
去る6月に引き受けたソウル大融合科学技術大学院長職と関連して「ソウル大に移って一学期だけ勤めただけでソウル市長に出馬する場合、信義の問題がある」としつつ「これは私がその間、人生を生きてきながら小さな信義でも守らなければならないという原則に合わないことなので悩んでいる」と話した。
クォン・オソン記者 ツイッター@5thsage
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/494858.html 訳J.S