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李在五特任長官 1年ぶりに党へ

原文入力:2011/08/30 22:20(1085字)
ソン・ヨンチョル記者

「党内混乱くるか」視線憂慮
当分民生ツアーなど集中

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李在五(イ・ジェオ)特任長官が30日、内閣改造によりまもなくハンナラ党に復帰する。新任長官候補者などに対する国会人事聴聞手続きが終わり次第、チョン・ビョングク文化、チン・スヒ福祉部長官と共に党に戻る。訳1年ぶりだ。李長官はこの日、内閣改造発表の後に自身のツイッターに「一年が一日と同じだった。418件の懇談会で3523人に会い、公正社会を講義した」と退任所感を上げた。
李長官は当分、地元選挙区に重点を置く意向を明らかにした。彼はこの日の午前、記者室に立ち寄って「私はもう土衣従軍(白衣従軍[訳注:一兵卒]よりさらに低い姿勢で臨むという意)する。先に表舞台は地元選挙区の恩平区と汝矣島になるはずなのに恩平区を離れるのが容易でないだろう”と話した。 ある側近は「絶対に党運営に関与したり角を立てることはないだろう」と断言した。李長官は「平常フォーラム」等の自発的な支持フォーラムなどで特講をしたり全国民生ツアーを計画中だと知られている。

党の外壁をぐるぐる回るという彼のこうした計画は、党内混乱を誘発するだろうという世間の視線を払拭させようとする意図に見える。ある親李系議員は「党内外の関心がすべて自身に傾くはずなのに、衝突して角を立てる姿を見せるか」として「党に復帰するやいなや、親朴系統などの拒否感や恐れのある勢力の牽制を受ける理由はない」と話した。

だが、長期的には自身の政治的色を出して歩みを展開するだろうという展望だ。ある側近は「当分は暗中摸索期だが、長期的には大統領選挙の可能性も見回して、ばらばらになった親李系議員の求心力の役割も自然に果たすようになるだろう」と話した。また他の側近は「政治ということは可変性があるのではないか」として「(大統領選挙出馬など)すべての可能性を開いておくのだろう」と話した。

しかし、親朴系統へ党の中心軸が移動して洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表と少壮派が主導権を掌握した党内では活動空間が広くないとの展望が多い。あるソウル初当選議員は「常識的に見れば、やることはあまりないようだ」と話した。ある親朴議員は「もう李長官周辺に集まる人など誰がいるだろうか。できることが殆どないだろう」と話した。ソン・ヨンチョル記者 sychee@hani.co.kr

原文:https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/494168.html 訳 M.S