原文入力:2011/08/26 22:47(1300字)
キム・ジョンピル記者、ホ・ホジュン記者
国防部・警察庁・機務司 幹部出席‘強硬対応’協議
海軍基地 妨害容疑 3人拘束…公権力投入 触覚
検察が2年余ぶりに‘公安対策協議会’を開き海軍基地建設事業と関連して住民と警察が衝突を起こした‘済州江亭マウル事態’等を不法集団行動と規定し強硬対応する方針を定めた。警察もこういう基調に則り27~28日ソウル都心で開かれる‘第4次希望バス’行事で道路占拠デモなどが起きた場合、厳正対応すると明らかにし集会参加者らと警察の物理的衝突が予想される。
最高検察庁は26日午後、ソウル、瑞草洞の最高検察庁庁舎でイム・ジョンヒョク公安部長主宰で公安対策協議会を開き、済州海軍基地建設を巡り工事を妨害したり公権力行使に暴力を振るう不法集団行動を厳しく処断することで意見を集約した。2009年7月双龍自動車労組の京畿、平沢工場占拠籠城事態以後 2年余ぶりに開かれたこの日の会議には国防部・警察庁・雇用労働部・国軍機務司令部など関連機関の局長級幹部が参加した。公安対策協議会は主要公安事件について検察主宰で関連機関が対応方案を協議・調整する機構だ。
検察はこれと共に今後 不法デモおよび公務執行妨害行為に対しては厳しく処断するという方針も明らかにした。 具体的には△不法行為者に対する現場逮捕原則△警察官に暴行したり護送を妨害するなどの公務執行妨害、過激暴力行為、常習的業務妨害行為は拘束捜査△徹底した罪証を通じた不法加担者全員探索△主導者・背後操作者に対しては最後まで追跡し厳しい処断などが提示された。検察は不法行為者などに対しては刑事処罰だけでなく民事上の損害賠償責任を問うことにした。
済州、西帰浦警察署はこの日、済州海軍基地建設工事を妨害したという理由でカン・ドンギュン(54)西帰浦市、江亭マウル会長と住民キム・某(54)氏、市民団体会員キム・某(25)氏など3人を特殊公務執行妨害容疑で拘束した。これで済州海軍基地建設と関連して業務妨害などの容疑で拘束された人は7人に増えた。去る25日、カン会長を護送する警察車両に上がり抗議して済州東部警察署留置場に収監されたムン・ジョンヒョン(71)神父は、検察が不拘束意見を出した警察に追加補完調査を要求したと知られ拘束有無が関心を集めている。
裁判所は先月中旬、海軍が出した‘工事妨害禁止仮処分申請’に対する決定を来週下すものと見られる。海軍は裁判所決定が下された後、住民たちが施設を自主的に撤去するよう一週間待つことにした状況であり、公権力投入時期は来月上旬になると展望される。しかし検察など公安当局が足早に動いており、時期が前倒しされるという分析も出ている。
キム・ジョンピル記者、済州/ホ・ホジュン記者 fermata@hani.co.kr
原文: 訳J.S