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ヌード森林浴場? 怪しい視線

原文入力:2011/08/03 21:43(1139字)
チョン・デハ記者

全南(チョンナム)、長興(チャンフン)ピピ エコトピア
‘裸’論難の末 簡素服着用へ
男女分離した土窟では裸でも可
‘治癒の森’うわさ、観光客 続々

←開場を翌日に控えた先月29日午後、全国初のヌード森林浴場である全南、長興郡の健康休養林‘ウッドランド’で、観光客が森林浴を楽しんでいる。 ニューシス

 全南、長興のヒノキ森林浴場‘ピピ エコトピア’が人気を集めている。
 先月30日、長興、億仏山一帯に造成されたピピ エコトピアには一日100~200人の観光客が訪れている。長興郡は去る4月から長興邑・安良面(アンヤンミョン)一帯のヒノキ造林地に‘治癒の森’(20ha)を作り始めピピ エコトピア(2ha)を最初に完工した。 近隣の億仏山ウッドランド(32ha)を訪れる一日1000~5000人の体験客の相当数が自然状態で森林浴を楽しめるとしピピ エコトピアに立ち寄る。塩マッサージ部屋・丹田呼吸部屋・桧丸太の家などを備え2009年7月に開場したウッドランドは自然治癒を体験するための自然観光休養地のメッカとなった。

 観光客は職員らに「服をどこまで脱げばいいのか」と尋ねたりもしている。当初、裸で森を歩くことができる‘ヌード エコトピア’を作ろうとしていた計画がうわさになったためだ。長興郡は開場前‘ヌードの森’を巡る賛否論議の末に森林浴場内で簡素服を着ることで水位調節した。外部の視線を遮断するため竹囲いも作った。森林浴場の名前は‘生き生きした’という意の英単語‘ビビッド’(vivid)を用い‘ピピ エコトピア’に変えた。

 ピピ エコトピアは観光客からひとまず合格点をもらった。裸に近い状態で気楽に森の道を歩くことができる親環境簡素服を採択したおかげだった。綿で作った簡素服は通気性が良く着用感が感じられないほどだ。体験客は簡素服を着てヒノキの森を静かに散策しヒノキが敷かれた土窟とあなぐらでのんびり自由を満喫している。

 長興郡山林課ペク・ドングン(30)氏は「アトピー患者は男女別に入る土窟の中で裸で治癒することができる」 と話した。 観光客は「初めはわいせつではないかと考えたが、この程度なら大丈夫だと思う」という反応を示した。 だが、ひっきりなしに「若い女たちがたくさん来るのか」という好奇心に満ちた電話もかかってくるとペク氏は伝えた。

光州/チョン・デハ記者 daeha@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/490211.html 訳J.S