原文入力:2011/07/29 22:27(1064字)
イ・ジウン記者
野党‘オ・セフン人災’批判
ソウル市 "政治攻勢はするな"
与党 "展示行政 慎むべき"
民主党など野党圏は今回の水害を不十分な対策にともなう‘人災’と規定し被害が集中したソウル市オ・セフン市長を一斉に攻撃した。
ソン・ハクキュ民主党代表は29日、最高委員会議で「今回の災難は単純な天災ではなく、目に見える業績のための自然破壊によって生じた人災」として「被害住民たちは今回の事態を天災と規定してやり過ごそうとしている政府に怒りを越え挫折感を覚えている」と話した。キム・ジンピョ院内代表は「今回の事態はオ市長が大統領選挙欲に凝り固まり展示行政に重点を置いた結果」として「デザインソウル通り30ヶ所中の26ヶ所が水を通さない花こう岩ブロックで作られたというが、オ市長はソウル市政を全面再検討しなければならない」と話した。キム・ヨンチュン最高委員は「ソウル市水害防止予算がオ・セフン市長就任前の2005年の641億ウォンから昨年には66億ウォン、今年は40億ウォンへ急減した」として‘オ・セフン聴聞会’を開こうと提案した。
ウ・ウィヨン民主労働党スポークスマンも「水害防止予算(66億)より無償給食反対投票費用(180億)が3倍も多いということを、ソウル市民がどうして受け入れることができようか」として「昨年、水騒動を体験しても実質的な水害対策準備を放棄してきたオ・セフン市長こそが今回の水害の最も大きな原因」と批判した。
オ・セフン市長側は野党圏の攻撃を政治攻勢と規定しつつも予算削減などに対する具体的対応は避けた。イ・ジョンヒョン ソウル市スポークスマンは報道資料を出し「心中の見えすいた政治攻勢は水害克服が終わった後にすることを望む」と反論した。
ハンナラ党内にも今回の水害に民心も共に巻きこまれて行かないかと心配する雰囲気がある。ホン・ジュンピョ代表がこの日、主要党役員会議を取り消し、個人休暇も返却して水害地域を訪ねたのもこういう判断と無関係でないように見える。ホン代表は「今後、地方自治団体長が展示行政をちょっと慎んだ方が良い」としてオ・セフン市長を狙ったと見える発言をした。
イ・ジウン、ソンチェ・ギョンファ記者 jieuny@hani.co.kr
原文: 訳J.S