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現代自動車、下請け労働者 解雇指示 疑惑

https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/488848.html

原文入力:2011/07/25 08:11(852字)
キム・ソヨン記者

会社のロゴがついた文書出てきた
"訴訟は遠く解雇は近い"

現代自動車が社内下請け労働者に対する解雇を直接指示したという疑惑が提起された。
金属労組は最近、現代車蔚山工場のある社内下請け労働者が工場で発見した文書を24日公開した。この文書は余白に現代車の公式ロゴがついており、多くの社内下請け業者所属の労働者が現代車を相手に出した集団訴訟に対する対応など、下請け業者全体に影響を与える内容を含んでおり、現代車が作成した可能性が高いと金属労組は見ている。

5ページからなるこの文書には‘主要核心因子 追加措置 必要’という字句と共に‘非常対策委議長 イ・ウンファ、追加懲戒 解雇通知’という内容が記されている。社内下請け労働者たちで構成された現代車非正規職労組非常対策委員会イ・ウンファ委員長は、実際 去る4月、昨年の労組ストライキにともなう懲戒(停職)期間が終わり出勤した翌日に業務妨害などの理由で解雇通知を受けた。

下請け労働者1940人余りが現代車を相手に提起した勤労者地位確認訴訟にも積極的に対応することを注文した。文書には‘訴訟は遠く解雇は近い’という言及と共に 「集団訴訟がいつ結論が出るか分からないが、それ以前に解雇されれば生計はどうして維持していくのか」 等の方法で懐柔しろとの内容が書かれている。 実際、今まで訴訟を取り下げた労働者だけで400人余りに達する。金属労組関係者は「文書は現代車が指示し、下請け企業等が従わなければならない指針のような内容で満たされており、実際にそのとおりに進行された」と主張した。 これに対して現代車関係者は「そのような文書を作成したことはない」 と明らかにした。

キム・ソヨン記者 dandy@hani.co.kr

原文: 訳J.S