原文入力:2011/07/22 16:07(973字)
酒に酔った同期の女子学生を集団で性醜行した容疑で起訴された高麗大医大生3名中の1名が、初公判で容疑を全面否認した。
22日ソウル中央地裁刑事合議29部(ペ・ジュンヒョン部長判事)審理で開かれた初公判で、ペ・某(25)氏の弁護人は 「ペ氏は当初、車の中にいたが後から遅れて部屋に入ったのであり、被害者の上衣が上がっているのを見て服を下ろそうとしただけで性醜行行為はしていない」と主張した。また「ペ氏はカメラを使用したこともなく、容疑事実を警察署に来て初めて知った」と付け加えた。
また、明け方の時間帯に再び性醜行をしたという容疑に対しても「当時、宿舎で明け方4時頃に寝つき、午前11時に起き、警察署に来てその間の醜行があったことを知った」 として容疑を否認した。ペ氏側は「ペ氏が一度寝つけば目が覚めない」という証言をする友人らを証人として呼び無罪を立証する計画だ。
反面、ペ氏とともに起訴されたパク・某(23)氏とハン・某(24)氏はすべての容疑を認め 「本当に申し訳ない。過ちを悔いている」と話した。ただし、ハン氏の弁護人は「控訴状に事件の経緯や対話内容などが多少誇張されている」と付け加えた。
ペ氏側は当初、個人弁護士2人に有名ローファーム2ヶ所の所属弁護士など計7人の弁護士を選任し‘豪華弁護団’構成で論難になりもした。しかし「金さえあれば何でもできるのか」という否定的な世論が大きくなり弁護人がぞろぞろと辞任し、残った弁護人3人がペ氏の弁論を受け持っている。
裁判所は来月16日に2次公判を開き、被害者K氏を証人尋問することに決めた。性醜行の被害者の個人情報流出問題を考慮し 尋問は‘画像尋問’で進められる予定だ。
一方、この日 裁判が終わり一部カメラマンとペ氏側関係者の間に摩擦が起きた。 ペ氏側関係者がカメラマンたちに「なぜ私たちの顔を撮るのか」として口論になった。その過程で "ペ氏の父親の友人" と主張したある関係者が悪口を浴びせ警察が出動した。
デジタルニュースチーム
原文: 訳J.S