原文入力:2011/07/18 21:56(1145字)
キム・ソヨン記者、キム・ジェソプ記者
三星労組副委員長‘解雇’、エバーランド "経営機密 無断流出"
チョ副委員長 "労組無力化 意図" …午後 設立申告証の交付受ける
←三星は労組が作られるやいなや副委員長の懲戒に着手し、20日 結局解雇した。写真は12日夕方に開かれた三星労働組合出帆式。ホ・ジェヒョン記者 catalunia@hani.co.kr
三星エバーランドは18日午後、人事委員会を開き最近設立された三星労組チョ・チャンヒ副委員長に対し解雇を決め本人に通知したと明らかにした。三星労組は複数労組制の施行後、三星グループで結成された初の‘民主労組’であり、チョ副委員長は三星エバーランドの他の職員3人と共に三星労組の設立を主導した。
三星エバーランドはこの日「チョ副委員長が2009年6月から最近まで2年余りの間、協力業者との詳細な取り引き内訳が含まれた経営機密を無断流出し、役職員4300人余りに関する個人身上情報を外部に持ち出すなど深刻な害社行為を行い厳重処罰せざるを得なかった」と明らかにした。
三星エバーランドは情報の無断流出とは別に‘不法自動車’を不法に運行し事務室で警察に現行犯として連行されるなど、会社と役職員の名誉を傷つけた点も懲戒に影響を与えたと説明した。
これに対して三星労組は労組弾圧とし反発している。チョ副委員長は「昨年1月、三星社内通信網を通じ職員らに労組設立を提案するメールを送った後、通信網にあげた文等が全て削除された」として「以後の労組活動に備え職員らの電話番号とEメール住所を抽出しポータルサイトのメールアカウントに送った」と話した。チョ副委員長はまた「私が持っているのは三星職員ならば誰でも閲覧可能な資料であり、不法な方式で閲覧したわけではなく、それを他の用途に使ったり外部に流出したことはない」として「去る1月にあったことなのに今になって懲戒をしたのは労組を無力化しようという意図」と主張した。
‘不法自動車’使用についても チョ副委員長は「友人が預けていた車両を代わりに運転したが、後になって盗難車両だったことが分かった」として「警察の調査でも自動車管理法違反以外には疑惑がないことが明らかになった」と話した。チョ副委員長は懲戒決定に対して再審を要請する計画だ。
一方、雇用労働部はこの日午後、三星労組の設立申告証を交付した。
キム・ソヨン、キム・ジェソプ記者 dandy@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/488016.html 訳J.S