原文入力:2011/07/15 11:24(1338字)
‘社会争点に対して公開発言すれば出演制限’新規定
文化放送労組 "批判的指向出演者は追い出すという意"
←‘清掃警備労働者を殺す億台の損害賠償請求弘益(ホンイク)大糾弾決議大会'が開かれた7日午後、ソウル、麻浦の弘益大学校前でタレント キム・ヨジン氏が発言している。 ニューシス
韓進重工業整理解雇撤回・弘益大清掃労働者問題などに積極的に参加してきたソーシャルティナー キム・ヨジン氏の‘ソン・ソクヒの視線集中’への出演が15日、最終的に失敗に終わった。
‘ソン・ソクヒの視線集中’進行者 ソン・ソクヒ氏は15日午前、ラジオ放送で「MBCの新しい規定によりキム・ヨジン氏が‘視線集中’に出演できなくなりました。了解をお願いします」と話した。
‘視線集中’製作スタッフもこの日朝、ホームページに公示を上げ「隔週で月曜日ごとに進行している‘政治・社会・文化’分野討論の新しいパネルとして報道された俳優キム・ヨジン氏は、文化放送が新しく改定した放送審議規定により出演が不可能になった」と明らかにした。
キム・ヨジン氏は来る18日から‘ソン・ソクヒの視線集中’保守・進歩討論コーナーに2週に1度 固定出演する予定だったが、文化放送の新しい審議条項により出演不発の可能性があると見られていたが、この日 公式確認された。
去る13日に理事会を通過した文化放送の放送審議規定‘固定出演制限審議’第55条は「社会的争点や利害関係が対立した事案に対し特定人や特定団体の意見を公開的に支持または、反対する発言」をした人に対して固定出演を制限することを定めている。また‘週1回以上の出演者を固定出演者と定義する’という既存条項の字句を削除し2週に1回出演するキム・ヨジン氏も固定出演者に分類された。
文化放送労働組合は今回の社規 制・改定に対し先月27日 声明を出し「社会的議題に無関心な人々あるいは政権の意に忠実な反逆者だけを出演させ気に入らない批判的指向の出演者は全て追い出す‘MBC版ブラックリスト’を公然と作るという意」とし「個人の良心と思想、表現の基本的な自由を完全に無視した全体主義的発想」と批判した。
一方、文化放送は去る1日 キム・ヨジン氏の出演決定と広報を‘報告せずに処理した’という理由でイ・ウヨン ラジオ本部長とキム・エナ ラジオ本部ラジオ1部長に謹慎15日、イ・ジンスク広報局長とホン・コンピョ広報局広報視聴者部長は謹慎7日の懲戒を下した。
文化放送労働組合は4日、労報を発刊し「妥当な根拠もなしにディレクター(PD)とCPの固有権限である出演者交渉にいちいち役員が口出しするのは創社以来初めて」とし「今回の論難は使用側が最近 制・改定中である社規を通じて内心を現したようにMBC版‘ブラックリスト’または‘殺生簿’を作っていることの反証だ」と明らかにした。
デジタルニュースチーム
原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/entertainment/487523.html 訳J.S