原文入力:2011/07/09 20:31(843字)
韓国大学教育研究所 事務室 捜索… "授業料運動まで容共に" 反発
国家情報院が9日、韓国大学教育研究所を押収捜索した。‘半額授業料’に対する社会的関心が高まる中で行われた今回の押収捜索を巡り、市民団体は「国家情報院が赤く塗ろうとしているのではないか」として強く反発した。
韓国大学教育研究所関係者たちの話を総合すれば、国家情報院職員20人余りがこの日朝7時40分頃、ソウル、聖水洞(ソンスドン)にある韓国大学教育研究所の事務室を押収捜索した。彼らは令状を通じて「大学教育研究所ホン・某企画室長が北韓の指令を受け活動した容疑に対する調査」を理由として明らかにしたという。
彼らは2時間ほど研究所の資料とコンピュータ、個人の手帳、名刺フォルダーなどを検索し写真と動画を撮影した。捜索が終わった後‘韓国大学教育研究所を捜索した結果、証拠物がなかったことを証明します’という‘証明書’を発給して帰った。
韓国大学教育研究所は今年初め、授業料ネットと共に<狂った授業料の国>という本を発刊し最近大きな社会的話題に浮上した授業料問題に主導的な役割をしてきた民間専門研究機関だ。1993年に設立された後、授業料をはじめとして韓国社会の大学と関連した問題を実証的に分析してきた。
授業料ネットはこの日 報道資料を出し「授業料運動も容共に追い込む意図があるのではないか」とし強く反発した。アン・ジンゴル参与連帯社会経済チーム長は「具体的疑惑もないのに一方的に押収捜索を敢行したことは他意があると感じざるを得ない」とし「これは今の社会的関心と水準に逆行する国家情報院の公権力乱用行為」と話した。
クォン・オソン記者 ツイッター@5thsage
原文: 訳J.S