原文入力:2011/07/08 22:13(1272字)
イ・スンヒョク記者、リュ・ウジョン記者
‘部隊員・銃器管理 誤り’哨所長など 拘束令状
←海兵隊指揮官が8日午後、京畿道、華城市の海兵隊司令部で開かれた海兵隊兵営文化革新緊急指揮官会議および討論会でユ・ナクチュン司令官の「最優先課題として兵営底辺の実状を正確に把握し悪い習慣を必ず根絶する」という発言を聞いている。 華城/リュ・ウジョン記者 wjryu@hani.co.kr
海兵隊銃器事件と関連して該当部隊の哨所長(中尉)と状況副士官(下士)が拘束された。これと同時にユ・ナクチュン司令官(中将)等、海兵隊首脳部は主要指揮官会議を開き、兵営文化の革新を決議した。これに対して実質的な責任は下の人にだけ問い、上の人は何かフリだけしているようだという批判が出ている。
海兵2師団銃器事故捜査本部(本部長 クォン・ヨンジェ海軍大佐)は8日、警戒作戦指針書を履行しなかった容疑(命令違反)で哨所長イ・某中尉と状況副士官ハン・某下士を拘束した。上部指針どおりに部隊を管理せず‘期数列外’(いじめ)と苛酷行為がなされるようにし状況室銃器を奪取されたという容疑だ。
だが、こういう問題点は該当哨所だけの問題ではないうえに、当事者が証拠隠滅または逃走の恐れがあるわけでもなく拘束令状の請求は無理筋だという指摘が出ている。捜査中の拘束令状請求は逃走と証拠隠滅を防ぐためのものであり、誤りにともなう処罰は今後の裁判や懲戒委で決めれば良いためだ。
この日午後2時、海兵隊はユ司令官をはじめとする司令部全幹部が参加した中で兵営文化革新100日作戦宣言式を開いた。海兵隊は「殴打および苛酷行為兵士は三振アウト制を適用し、現役服務非適合者として分類し退出させる方案を議論した」とし「この日を期して悪循環の連鎖を裁ち切り、人間中心の先進兵営文化を創り出すことを誓った」と明らかにした。
軍法務官出身のある弁護士は「事故が発生すれば、首脳部は対策会議など‘ショー’を行い、下の人々だけを処罰してしまうのが昔からの手法」とし「‘期数列外について知らなかった’(ユ司令官の国会発言)という言葉も理解できない」と話した。ある軍関係者も「海兵隊司令官が退かなければならない事案なのに、下の人々を訓戒する姿はちょっとおかしい」と話した。
一方、この日午前 チョン・某(20)二等兵も殺人・上官殺害・軍用物品奪取容疑で令状が発給され、拘束収監された。だが、チョン二等兵の弁護人は「事前に話を交わすことはあったが、実行段階で離脱したのにどうして殺人・上官殺害の共犯になるのか」と話し、法理論争を予告した。犯行を主導したキム・某(19)上等兵はこの日午後6時頃、国軍大田病院から金浦海兵2師団医務隊に移された。
イ・スンヒョク記者 hyuk@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/486579.html 訳J.S