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‘満杯になった’希望バス 185台 9日‘ブルンブルン’

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/486493.html

原文入力:2011/07/08 16:37(1942字)
ホ・ジェヒョン記者

ソウルをはじめ全国30個所余りから…希望のボンゴ・列車・自転車等も夕方7時、釜山駅で文化コンサート…警察 "韓進重までの行進 不許可"

韓進重工業労働者整理解雇に対抗し高空籠城みを行っているキム・ジンスク民主労総釜山地域本部指導委員を応援するための‘2次希望バス’が9日ソウルをはじめ全国各地から出発する。

希望バス企画団がこれまでに集計したバスは計185台。全国から1万人余りの人々が多様な方式で釜山影島造船所前に集結するものと見られる。希望バス企画団のキム・ヘジン氏は8日<ハンギョレ>と行った通話で「確定した人員だけで7千人だが、今も継続して参加数が増加しており当日は釜山市民まで結集することを勘案すれば1万人余りの参加者が予想される」とし「誰が組織したのでもないのに自発的にこのように多くの市民が集まったことは初めてだ。本当にすごい」と話した。

ソウル地域では9日午後1時、ソウル広場に用意された才能労組非正規職座込み場から希望のバスが出発する。この他にも水原、仁川、天安、大田、光州、全州、大邱など全国主要都市30個所余りから希望バスが出発する。

参加者は希望バスの他にも各自多様な方式の交通手段を活用し自発的に釜山に向かう予定だ。希望のボンゴ、希望の列車、希望の自転車、希望のクィアバスなどがそれだ。特に蔚山現代自動車で去年ストライキに参加し解雇された非正規職労働者30人余りは、希望の自転車に乗り蔚山から釜山まで来る計画だ。現代自動車蔚山非正規職支会組合員パク・ヨンヒョン氏は「去年11月27日キム・ジンスク同志が現代自動車籠城場に来て、華やかに 時には熱情的に発言された姿を思い出す」として「その時、暖かいご飯の一杯も差し上げられずに送ったキム・ジンスク同志のために釜山に行く」と報道資料を出して知らせた。

双龍自動車解雇労働者はすでに去る1日から‘塩の花を探して千里の道’行事を通じて京畿道、平沢から釜山まで歩いて向かっている。彼らは9日まで釜山駅に向け400kmを歩いて行きキム・ジンスク委員に会う予定だ。

全国から集結した市民は釜山駅広場に集まり夕方7時から文化コンサートを開く予定だ。パク・ヘギョン、ウェイクアップ、3号線バタフライなどの公演が予定されている。

釜山駅でコンサートを終えた後、夜9時頃に韓進重工業造船所前に平和行進を行い、そちらで‘夜通し広場’を開く予定だ。希望バス企画団は「夜通し広場も平和に開く予定」と明らかにしている。現場では分かち合いたい物を自由に分かち合う市場、人権を主題にした‘蛍の光上映会’、路上講演などが繰り広げられる。

企画団は「10日の朝ごはんだけを提供する予定なので各自食べ物を準備して行かなければならない」と明らかにした。夜を明かすには寒い天気にからだが傷つく可能性があるので十分な衣服を準備して来て欲しいという要請も出ている。キム・ジンスク指導委員は8日、自身のツイッターを通じて「影島はここ数日海霧に包まれています。風も強いです。希望バスで来られる方々は長袖、長ズボン、膝かけ毛布、傘とレインコートは必須!」と知らせた。

一方、警察が希望バス参加者らの釜山駅から韓進重工業前までの行進を許可しない方針であり衝突が起きる恐れもある。警察は 「日没後の街頭行進は原則的に不可だ」という立場であり、93個中隊7000人余りを動員し万一の事態に備える予定だ。しかし希望バス企画団側は「老若男女が一緒にするので平和的に行事を終える予定だ。警察が過敏反応しないことを望む」と訴えた。

ホ・ジェヒョン記者 catalunia@hani.co.kr

[2次希望のバス日程計画]

○出発:2011年7月9日午後1時(釜山6時到着基準)

○出発場所:全国同時多発(ソウル/市庁広場前才能教育非正規職座込み場)

○ 7月9日午後6時/各地域 希望バス釜山駅集結

○ 7月9日午後7時- 8時30分/釜山地域市民と共にする連帯コンサートおよび出会いの広場

○ 7月9日午後8時30分- 10時/希望のロウソクのあかり行進

○ 7月9日午後10時/韓進重工業到着

○ 7月9日午後10時- 11時/大同に向かう広場

○ 7月9日午後11時- 10日午後1時/連帯の文化乱舞

○ 7月10日午後1時- 2時/お別れおよび約束の広場

原文: 訳J.S