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テクノマート 待避令 43時間ぶりに解除

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/486243.html

原文入力:2011/07/06 22:22(1028字)
パク・テウ記者

"建物構造の問題ではない" 結論…3ヶ月間 精密診断 実施

ソウル、広津区、九宜洞 テクノマートの待避命令が7日午前9時に解除される。関係当局は揺れる原因が振動のためであり、建物の構造的安全には大きな問題がないと明らかにした。

広津区庁は6日夕7時30分頃に記者会見を行い「現在までの点検の結果、建物構造安全問題は発見されず、揺れる原因は12階フィットネスセンターの運動器具などから発生したものと推定される」と明らかにした。区庁は「構造安全に問題はないが使用性満足度向上のために3ヶ月間にわたり精密安全診断を実施する予定」と付け加えた。明確な振動原因把握のために待避令が解除される7日午前9時前まで揺れが感じられた階を中心に計9ヶ所に振動計測期が設置され、振動の原因である可能性のある販売棟11階の4D映画館と事務棟12階のフィットネスセンターは使用が統制される。

緊急安全点検を実施した韓国施設安全公団パク・クビョン建築室長は揺れの原因を 「施設・機械の振動のためと推定される」として「地盤侵食、基礎構造物・スラブ破損や用途変更のためである可能性はない」と明らかにした。パク室長は揺れが上下であり高層部だけで発生したという入居者らの主張に対しても「揺れを上下・左右に区分して感じることは事実上難しく、振動を21階以上の高層だけで感じたことも一体型で作られた鉄骨構造物の特性上、揺れが上になりうる」として構造物の欠陥可能性を否定した。

緊急安全点検は韓国施設安全公団の建築・設備・土木専門家17人と補助者30人が地下6階と地上6階 計32ヶ所の電気、ガス、冷暖房設備などに対し5日午後6時から6日午後4時まで二回に分けて施行した。主に建物被覆を剥ぎ亀裂の有無を肉眼と装備を利用して点検し、構造的欠陥有無と振動原因を集中的に調査したと公団は明らかにした。

区庁は「公団の点検結果に基づきソウル市が構成した専門家20人余りの諮問を求め待避命令解除を決定」し、 「3ヶ月の精密安全診断を通じて市民の安全と不安要因除去のために努力する」と明らかにした。

パク・テウ記者 ehot@hani.co.kr

原文: 訳J.S