原文入力:2011/07/05 22:13(949字)
ホン・スンヨン構造改革委員長が初めての会議を主宰
"年末には何らか執行できるものが出てくるだろう"
教育科学技術部が大学の構造調整を本格推進するために作った大学構造改革委員会のホン・スンヨン委員長は5日 「国公立大の構造改革は定員縮小と統廃合という二方向から推進するだろう」と明らかにした。
ホン委員長はこの日、ソウル、世宗路の政府中央庁舎で開かれた改革委の初会議を終えた後、記者たちと会った席で「2018年には高校卒業者と大学入学定員が同じになるなど‘人口減少津波’が来ているため、国公立大も構造調整が必要だ」とし、このように話した。
この日の会議では現代自動車副会長出身のイ・ヒョンスン ソウル大機械航空工学部客員教授が国公立大分科委員長に、パク・スンチョル成均館(ソンギュングァン)大化学科教授が私立大分科委員長に選任された。
ホン委員長は「国公立大はビジネス マインドで改革する方が必要だったし、私立大は構造改革の実践をたくさん経験した方が必要だった」と選任の背景を説明した。
改革委は来る8日にオリエンテーション目的の1泊2日ワークショップを行い、19日に2回目の会議を開いた後、毎週1回程度 会議を開くなど議論を素早く進行する予定だ。ホン委員長は「今月中に議題設定を終え、それから毎月一つずつ議題を議論し年末には何らか執行できるものを出す」と話した。
だが、ホン委員長が明らかにした国公立大構造改革方針は国公立大登録学生比率が22%に過ぎず経済協力開発機構(OECD)会員国の中で最も低く、私立大の比率が異常に高い韓国高等教育の現実に合わないという指摘が出ている。パン・サンジン全北大教授(教育学)は「長期的に国公立大比率を増やし少ない費用で高等教育を受けられる機会を拡大するなど、大学の公共性を強化しなければならないのに、改革委は市場論理に基づく構造調整にばかり集中している」と批判した。
イ・ジェフン記者 nang@hani.co.kr
原文: 訳J.S