原文入力:2011/07/05 11:50(626字)
路上生活者に宿泊を提供し買春を斡旋した後、それをエサに船主に売り渡していた旅館主人が捕まった。
群山海警は4日、40~50代の路上生活者3人を船主に渡し3100万ウォンほどの不当利益を得ていた容疑でイ・某(46)氏を逮捕し調査していると明らかにした。
警察の調査によればイ氏は2008~2009年に住居がなく放浪生活をしていたキム・某(45)氏ら路上生活者3人に宿舎と食べ物を提供すると言い自身の旅館に投宿させた。イ氏は投宿したこれらの人々に買春まで数回斡旋し借金させた。
イ氏はこれを口実に近海で操業する群山船籍の10t級漁船の船主に前払金3100万ウォンを受け取り彼らを渡した。警察関係者は「船主が旅館業者に渡した前払金を回収するまで、彼らは主に船に泊まりつらい仕事をしていたことが明らかになった」と話した。このように過ごした2~3年間、彼らはまともな給料も受け取れなかったことが分かった。
群山海警関係者は「行き場のない被害者らに借金を背負わせ船員として売り払う悪徳事業主により起きた事件」とし「海洋関連業種の人権蹂躪死角地帯をなくすため総力を尽くす」と話した。
デジタルニュースチーム
原文: 訳J.S