原文入力:2011/06/29 10:28(804字)
ソン・インゴル記者
警察、柳成企業労組員 調査 "悪い事をしたの" 子供が衝撃受ける
警察が去る22日、忠南、牙山の柳成企業前での集会参加者を調査するための出頭要求書を小学生の子供に渡し、その認証写真まで撮り物議をかもしている。
柳成企業労組などは28日「去る26日、私服警察官2人が労組員S氏の自宅に訪ねてきてS氏の娘(9才)に出頭要求書を渡し、その認証写真を撮った」とし「出頭要求書を受け取ったS氏の娘は‘パパが悪い事をしたの’と尋ねるなど衝撃から抜け出せずにいる」と非難した。また、労組は「S氏の夫人も最近 大きな手術を受けていくらも経たないのに警察が労組員の家族までを罪人扱いしている」と非難した。
これに対して忠南警察庁は去る26日、牙山警察署所属刑事2人が柳成企業労組員S氏の自宅を訪ね娘に出頭要求書を渡し写真を撮った事実があると明らかにした。
警察はS氏の自宅が警察署から2時間余りの距離で遠いため、ちょうど家に娘がいたので出頭要求書を渡し、S氏が出頭要求書を受け取っていないと主張することに備え写真を撮影したと説明した。
警察関係者は「出頭要求書を子供に渡しても法的効力があるという判例がある」とし「ただし認証写真を撮るなどの行動は国民感情上 批判を受ける素地があるのでこうしたことが再発しないよう措置した」と話した。
警察は去る22日夜、柳成企業前集会と関連して警察官などに暴力を振るった容疑で最近 建設労組員と柳成企業労組員など40人余りに出頭要求書を発行した。
大田/ソン・インゴル記者 igsong@hani.co.kr
原文: 訳J.S