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明洞 撤去民、ナ・ギョンウォン議員 4回も訪ねて行ったが…

原文入力:2011/06/28 18:47(1453字)
ホ・ジェヒョン記者

面談申請3ヶ月過ぎたが 「都合をつけてみる」という言葉だけ
補佐陣は報告もせず…ナ議員 "競選のために…陳謝"

←ナ・ギョンウォン ハンナラ党議員

ハンナラ党の代表を選ぶ全党大会に出馬し世論調査で2位を走っているナ・ギョンウォン ハンナラ党議員が明洞再開発地域の借家人らの面談要請を4回も無視し怨みを買っている。

都市環境整備事業 明洞3区域商店借家人は去る3月29日、4月22日、5月17日、6月2日にソウル、中区、獎忠洞のナ・ギョンウォン議員事務室を4回訪問し、ナ議員との面談を申請した。だが、ナ議員はこれまで撤去民らに会ってはくれなかった。ペ・ジェフン明洞3区域商店借家人対策委委員長は「‘生存権問題を相談したい’としてナ議員事務室を訪問したが‘都合をつけてみる’という返事を受けただけで現在まで明確な答をもらっていない」と話した。これら商店借家人は‘適切な移住対策’を要求し去る14日から建物占拠座り込みを行っている。

撤去民はチェ・チャンシク中区庁長にも心外だと感じている。チェ庁長が当選する前、明洞再開発問題に気を遣うと約束したが、当選した後に態度が変わったということだ。チェ庁長は去る4月の再・補欠選挙で中区庁長に当選した。

明洞3区域撤去民のパク・クンジュン(62)氏は4月中旬にソウル、薬水洞で候補遊説中だったチェ庁長を訪ね「撤去民問題を解決して欲しい」と訴えた。パク氏はチェ庁長から「当選すれば解決できる道を模索してみる」という答弁を聞いた。しかしパク氏はチェ庁長が就任した5月7日、中区庁前で1人示威をしていると、チェ庁長から「助けてあげる方法がない」という答弁を聞いた。パク氏は「当選前と後がどうしてこれほど違うのか分からない」として悔しさを爆発させた。

ペ・ジェフン委員長は「言論に報道されたことも一二度ではないが、未だに‘面談日程を決めてみる’という話しか聞いていない」として「国会議員と地方自治体全てが撤去民の痛みをまったく分かってくれない」として訴えた。

撤去民が面談日程だけを待っている間に、彼らの店は次々と撤去された。明洞3区域は全て撤去され総勢11人の借家人が去る14日から明洞3区域のカフェ‘マリ’を占拠し座り込みを行っている。撤去民らの消息を聞いた市民だけが自発的に訪ねてきて座込み場を守っている。

ナ・ギョンウォン議員室は28日<ハンギョレ>と行った通話で「党内競選などのために撤去民たちの苦衷をきちんと対応できなくて申し訳ない気持ち」としつつ「問題が円満に解決されるよう努力する」と釈明した。議員室関係者はまだ明洞撤去民問題がナ議員に報告されていないと話した。

中区庁関係者も「中区庁長が撤去民があまりに無理な要求をすれば‘助けてあげる方法がない’という趣旨で話したようだ」とし「施行社と撤去民が円満に合意できるよう継続して仲裁努力を傾ける」と明らかにした。

一方、明洞撤去民は去る21日、施行社のミョン・レバン代表に会い、移住および補償問題などを議論したが特別な合意点を見出せないまま別れた。

ホ・ジェヒョン記者 catalunia@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/484863.html 訳J.S