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SK, 国税庁 前局長に‘諮問料 数十億’渡した

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/484488.html

原文入力:2011/06/25 10:33(1329字)
キム・テギュ記者、チェ・ウソン記者

ハン・サンリュルに続き 再び、巨額支給…SK "正常契約"
検察、青湖ナイスも数億ウォン提供した端緒 捕捉

国税庁高位職を務めたある税務法人代表が諮問料名目でSKグループから数十億ウォン、青湖ナイスから数億ウォンを受け取った事実が明らかになり検察が捜査中だ。 SKグループは米国に滞在していたハン・サンリュル(58)前国税庁長に3億ウォン余りの諮問料を渡した件に続き、また別の前職幹部にも同じ名目で巨額を支給していた事実が追加確認された。

財界と国税庁側の話を総合すれば、SKグループは2006年中旬にソウル地方国税庁高位幹部生活を過ごしたイ・ヒワン(63・拘束)税理士(S税務会計代表)と諮問契約を結び30億~40億ウォンを諮問料として渡した。諮問契約を結んだ時点はイ代表が2006年6月にソウル地方国税庁調査2局長を最後に名誉退職した直後であり、諮問料は毎月数千万ウォンずつ2010年末まで定期的に支給された。検察はSKグループがイ代表と契約をした経緯とイ代表が実際に税務関連諮問を行ったかなどを調査していると分かった。検察は最近SKグループの財務関連役員を参考人資格で呼び調査した。

ハン前庁長の側近として知られたイ代表は、2005年にソウル地方国税庁調査局で課長として在職し、1年後に局長に超高速昇進し官界で話題を集めた。SKグループは偶然にもハン前庁長と彼の側近に巨額の税務関連諮問料を支給したわけだ。イ代表は退任直後にキムヨン編入学院のキム・ヨンテク(60)会長から税務調査宥和請託と共に3億ウォンを受け取った容疑(特定犯罪加重処罰法の斡旋収賄)で去る15日、ソウル中央地検特捜2部(部長 チェ・ユンス)に拘束された。

検察はまた、イ代表が2006年の退任直後から最近まで浄水器業者青湖ナイスからも諮問料名目で数億ウォンを受け取っていた端緒を捕らえたと知られた。青湖ナイスはイ代表がソウル地方国税庁調査2局長であった2006年上半期に特別税務調査を受け、検察はその過程で税務調査宥和ロビーがあったかを捜査中だ。国税庁関係者は「イ代表は課長時期にSKの税務調査を行い、退任直前には青湖ナイスの税務調査も担当した」と話した。検察はイ代表が在職中に両社を税務調査した後に税金減免や告発宥和などの特典を提供した事実がないかを調査中だと知らされた。

これに対してSKグループ側は正常な契約に従ったものなので問題ないという反応を見せた。SKグループの広報担当者は「イ代表が税務分野の専門家なので正常に契約を結び、諮問内訳もすべて持っている」とし「正確な諮問料金額は個人的な契約内容なので明らかにすることはできない」と話した。青湖ナイス側は「関連内容をよく知らず、確認することもできない」と話した。

キム・テギュ、チェ・ウソン記者 dokbul@hani.co.kr

原文: 訳J.S