原文入力:2011/06/23 22:29(906字)
ソク・ジンファン記者
手付金だけで3億… "被害者の血涙で巨額受託料" 批判
←チョン・ドンギ前大統領府民政首席(左側),イ・インギュ前最高検察庁中央捜査部長
チョン・ドンギ(写真左側)前大統領府民政首席とイ・インギュ(右側)前最高検察庁中央捜査部長が釜山貯蓄銀行の核心被疑者らの弁護を引き受けたことが確認された。
キム・ドンチョル民主党議員は23日、自身が入手した事件委任契約書を根拠に「釜山貯蓄銀行の捜査が龍頭蛇尾になったが、そうなったのには理由がある」として「チョン・ドンギ前大統領府民政首席と最高検察庁中央捜査部長出身のイ・インギュ弁護士らが中央捜査部を相手に釜山貯蓄銀行の弁護活動をすることになった」と公開した。キム議員が確保した事件委任契約書の依頼人は釜山貯蓄銀行パク・ヨンホ会長とキム・ヤン、キム・ミニョン副会長、カン・ソンウ監査など4人で、事件担当弁護士は法務法人‘パルン’のチョン・ドンギ、イ・インギュ、ナム・ポクヒョンの3人であることが分かった。去る4月に作成された契約書にはこれら4人の弁護に対する手付金が3億ウォンであり、別途の成功報酬はパク会長の場合、不拘束起訴になれば2億2000万ウォン、残り3人は各々1億1000万ウォンだった。だが、パク会長ら4人は5月初めに全員拘束起訴された。
キム議員は「チョン前首席は監査院長候補者に指名され国民的抵抗により落馬した人で、イ弁護士は盧武鉉前大統領を死へ追いやったた当事者」と話した。
検察は二人がパク会長らの弁護人として選任されたことは事実だが、捜査とは関係がないと明らかにした。最高検察庁関係者は「パク会長らが拘束起訴された事実だけみても‘捜査に影響を及ぼした’という主張は的外れ」と話した。
ソク・ジンファン、キム・ジョンピル記者 soulfat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/484232.html 訳J.S