原文入力:2011/06/13 22:01(1085字)
キム・グァンス記者
警察、11人 出頭要求も… "過剰反応" 批判起きる
裁判所‘占拠労組員退去’仮処分申請 一部 受け入れ
警察が釜山韓進重工業影島造船所に入り大規模労働者整理解雇の撤回を要求する集会を開いた労働者・市民に対し拘束令状を申請したり警察署への出頭を要求した。 これに対し集会参加者は「警察が過剰反応をしている」として反発した。
釜山影島警察署は13日、特殊公務執行妨害および致傷容疑などで全国民主労働組合総連盟組合員ユン・某(39)氏など2人の拘束令状を申請した。ユン氏らは去る12日明け方、全国から集まった市民・労働者が影島造船所正門そばの壁を乗り越え韓進重工業内に入ろうとし、警察が制止するとこれに抗議する過程で警察官2人に全治1週ずつの負傷をさせた容疑を受けている。
警察はまた、影島造船所内で集会を主導した団体の幹部と写真・動画で身元が確認された参加者など11人に集会および示威に関する法律違反容疑と集団建造物侵入容疑で出頭要求書を送ることにした。
警察は同日午前11時に集会を終え参加者5人と共に韓進重工業から出て警察に連行された後 まもなく釈放された俳優キム・ヨジン(39)氏に対しては、不法行為の軽重と他の容疑者らとの公平性などを考慮し刑事処罰可否を決める予定だと明らかにした。この日 集会に参加した400人余りも会社側の告訴有無などを考慮し刑事処罰の有無を決める方針だ。
全国から‘整理解雇、非正規職のない世の中のための希望のバス’に乗り、韓進重工業に集結した市民・労働者は、150日を超えて影島造船所船舶クレーンに上がり籠城中のキム・ジンスク(51)民主労総釜山本部指導委員を励ますために12日、影島造船所内に入り集会を開いた。ある集会参加者は「警察が会社側だけに肩入れするのを見て悲しくなる」として「今後‘希望のバス’が再び行くなら また、搭乗する」と話した。
一方、釜山地方裁判所民事14部(裁判長 パク・ヒョクァン)は13日 韓進重工業が会社で籠城中の労組員を相手に出した退去および立入禁止など仮処分申請で「被申請人は労組事務室、影島造船所正門から労組事務室までの最短距離通行路を除き影島造船所から撤収せよ」と決めた。
釜山/キム・グァンス記者 kskim＠hani.co.kr
原文: 訳J.S
