原文入力:2011-03-07午後09:32:49(1017字)
‘京畿道保健環境研究院’1637ヶ所調査終え、全国平均の3倍…
32ヶ所は生活用水にも使えない
京畿道内の口蹄疫埋却地周辺の地下水4ヶ所中1ヶ所の水質がすでに飲用に適合しない水であることが分かった。
国会政務委員会所属ユ・ウォンイル創造韓国党議員は7日、国務総理室業務報告で「京畿道保健環境研究院が口蹄疫感染家畜埋却直後から去る4日まで京畿地域口蹄疫埋却地周辺地下水を調査した結果、水質検査が終わった1637ヶ所中24.7%にあたる405ヶ所が不適合判定を受けた」と明らかにした。
保健環境研究院は今回の調査で△アンモニア性窒素△硝酸性窒素△塩素イオン△総大腸菌などの濃度を測定した。今回、不適合判定を受けた405ヶ所はこの4項目の内の一つ以上で基準を超過した地下水だ。
地下水法が定めた水質基準により分類すれば、飲用水として適合しない地下水が357ヶ所で全体の21.8%に達した。32ヶ所の地下水は生活用水として、7ヶ所は農業用水としても適合しないことが分かった。これは全国平均地下水の汚染比率より高い数値だ。2009年、環境部の‘全国地下水水質測定網’調査結果を見れば、1512測定地点の内 6.9%にあたる104地点だけで飲用水基準を超過した。
また、埋却地の大部分には浸出水による土壌および水質汚染を測定するための観測井が設置されていないことが分かった。ユ議員が各広域自治団体に提出させた資料を見れば、江原と慶南の埋却地は各々119ヶ所と33ヶ所だが、観測井が全くなく、京畿は埋却地2245ヶ所の内、205ヶ所(9.1%)にのみ観測井が設置されていた。観測井の設置比率が最も高い忠北も埋却地227ヶ所中58ヶ所(25.6%)に過ぎなかった。忠南と慶北の調査結果は集計されなかった。
ユ議員は「政府は昨年12月、家畜伝染病予防法施行規則を改正しながら、観測井義務設置範囲を全体埋却地から大規模埋却地に縮小した」として「これは政府が埋却地周辺環境管理の意志がないという点を見せるもので、明白な職務遺棄」と主張した。 ナム・ジョンヨン記者 fandg@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/466854.html 訳J.S