原文入力:2011-03-07午前08:21:11(1276字)
"31人に100回以上 接待"
SBS報道…芸能界・大企業・言論界要人など含む
キム・ミンギョン記者
←故チャン・ジャヨン氏が亡くなる前に知人に送った手紙。手紙には "芸能界と大企業などの男性31人に100回以上接待した" という内容が含まれている。 <SBS>画面キャプチャー
去る2009年‘芸能界性接待非道’を暴露し自殺したチャン・ジャヨン(29)氏が、亡くなる前に知人に送った数十通の手紙を通じ "芸能界と大企業などの男性31人に100回以上接待した" と明らかにしたと<SBS>が6日報道した。
SBSはチャン氏が2005年から亡くなる直前まで ある知人に送った50通余り(230余ページ)の手紙を確保し、その手紙の中で自身が接待した31人の職業を記録していたと伝えた。
チャン氏は手紙を通じてキム・某氏の企画会社と専属契約を結んだ当時の2007年10月以後に‘酒接待’と‘性上納’を強要されたと明らかにしていたことが分かった。チャン氏が接待対象として挙げた男性は芸能企画社と製作会社関係者だけでなく、大企業、金融機関、報道機関関係者まで含まれていると伝えられた。
←故チャン・ジャヨン氏
チャン氏の手紙には "新しい服に変えるときは、また別の悪魔に会わなければならない" 、 "会社でもない3階の接見室、そして三成洞、新寺洞、清潭洞、水原、仁溪洞などのカラオケとルームサロンで接待した" 、"このような形で利用して酒接待、性上納、それを受けるようにして" 等の内容が含まれている。チャン氏はそれらと共に "来いとか行けとか脱げとか言われて そうしたことが数十回どころか100回も越える」と明らかにした。
チャン氏は手紙で "ママ パパ、法事にも行けない悪い娘です" 、"狂った変態の日 とても残忍でノリゲ(おもちゃ)のように" 等、苦しい心境を表わしていた。
結局、チャン氏は "殆ど無名の私が死んだとしても世の中ではまばたきもしないでしょう" 、"私が(選択を)誤ったなら、この人たち全部に必ず復讐して。 お願い" 等、自身の極端な選択を暗示する内容を書いていた。
チャン氏は2009年3月、京畿道城南市の自宅で遺体で発見され、その後に酒接待と性上納をしたという内容が含まれた文書が見つかり、警察と検察が捜査を行った。しかし検察は強要罪共犯疑惑で捜査を受けたり、チャン氏の遺族たちが告訴した<朝鮮日報>高位役員、企業家、ドラマ監督など有力要人らを1人も起訴しなかった。ただしチャン氏の所属会社の前代表キム・某(42)氏と前マネジャー ユ・某(31)氏にだけ懲役1年、執行猶予2年、社会奉仕160時間の命令が宣告された。
キム・ミンギョン記者 salmat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/466753.html 訳J.S